不登校 女子中学生 訪問 支援 初回@アウトリーチ支援 フリースクール 東京都新宿エルタワー
アウトリーチ支援 フリースクール @東京都新宿エルタワーで運営している、不登校塾歴30年以上
みなさん、こんにちは。
NPO法人高卒支援会・世田谷区の要保護児童支援協議会の構成員/渋谷区教育センターフォロースタッフ 根本です。
不登校中学生の勉強指導・訪問支援の担当しています。
当会は、不登校塾+フリースクールです。
(東京都立新宿山吹,チャレンジスクール 六本木,世田谷泉,大江戸,桐ヶ丘 合格実績多数
(合格実績)、勉強指導もできて、フリースクールのような、居場所、イベント等も年間行事を予定しています。
現在在籍者 不登校中学2年2名 不登校中学3年6名(都立新宿山吹,チャレンジスクール 六本木,世田谷泉,大江戸,桐ヶ丘 受験対応)
中学2年生の女子中学生Nさんが立ち直るまでの軌跡 訪問支援によるサポート 初回
現在、中学2年生の某私立中高一貫の女子中学校に通っている、Nさん。
小学校時代から少しずつ不登校の予兆があったそうです。
学校の先生からは「楽しく過ごしてました。」と言われていましたが、本人は朝ごねるように。
行きたくない理由は、「友達がいないから」その後、そりの合わない子たちと学校を変えるため中学受験をするも、
コロナの影響もあり始めはオンライン授業。
『オンライン授業は出られている』から大丈夫と始めは安心している保護者も多いです。
しかしこれが罠。
自宅でしばらく過ごしていたNさんは、いざ学校の登校が始まると5日間ほどでダウン。
これは珍しいことではありません。現在のご相談者の3分の1は同じ理由で不登校になってしまっています。
アウトリーチ支援を提案した校長先生
中学校のカウンセリングに通うも、本人が登校しないため効果なし。お母さんだけが定期的にカウンセラーとお話をして時間が過ぎていきます。
登校しない日が続き、自分の部屋にバリケード。開けると怒る。
ご飯は夕飯のみの1日1食
段々生活状況が悪化してきました。
見かねたご両親は学校に相談、校長先生が、『こういう本もあります』と当会の『不登校・引きこもりの9割は治せる』を紹介してくれたそうです。
その後、ご両親は著書を読み、当会に相談。1年生の12月でした。
不登校の立ち直りには主に2種類あります。本人にアプローチをかけるアウトリーチ支援の方法とと本人の様子をみる方法。
どっちが悪い良いという話ではなく、重要なのは本人の状況を改善するにはどちらの方法が適しているかどうかです。
本人に合った方法を見つけていきましょう。
初回訪問はドア越し隙間5センチ
面談の三日後に私と大学生インターンの三ツ橋さんと一緒に訪問をしました。
何故2名かも理由があります。まず1点目は本人と合うスタッフを見極めるためです。2点目は女の子場合、男の人だと怖かったり警戒されることがあるので気が合いそうな女性のインターンと行きます。
自宅につき、Nさんは自分の部屋にいました。勿論、本人は部屋から出てきません。
本人にドア越しにお母さんから訪問で来たから部屋を開けていいか聞いてもらいました。
『嫌だ』と一言。
当会のスタッフはまずこの一言を言われることからスタートします(笑)
勘違いされることがありますが、当会は引き出し屋ではないので、無理やり部屋に入ったり部屋から出したりということはしません。
本人の意思がない限りは危険な行動なので、本人に必ず確認をします。ドア越しでの会話になることなども多いです。
相手と会話が出来るケースは正直稀で、最初は此方のスタッフが一方的に会話をすることも。
今回は、ドアの隙間を5センチほど開けて話を聞いてくれました。
家にはアニメのポスターなどがあったためアニメや漫画の話を三ツ橋としました。時間は20分ほどです。
最初は20分も話すことが出来れば御の字。息切れがをしている様子が伺えたため、一旦会話は終了してもらいました。
最後に私からも改めて自己紹介、名刺を渡して『ワンピースの好きなキャラはクロコダイルです。』と言ったところ、『センスない。』と一言返され終了。印象に残ってもらえば勝ちなので初日の訪問は8割型成功だと思っています(笑)
次回はその後の訪問でどのように変わっていったのかをお伝えしていきます!
不登校・引きこもりでお悩みの方、訪問支援に関するご相談は此方