通信制高校文化祭報告【体験学習の効果】

世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)

LEC東京リーガルマインドNTTesports様と連携している不登校・引きこもり支援をし、フリースクール通信制高校を運営している認定NPO法人高卒支援会です。

今日は、「通信制高校文化祭報告【体験学習の効果】」というテーマでお話をしたいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。

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通信制高校卒業後の進路報告

10月29日19時よりピアサポーター交流会(不登校相談会)を実施します!

今月のテーマは、『通信制高校卒業後の進路報告会』です。

外部の方もご参加可能です!

通信制高校の進学が不安・・・

通信制高校の卒業後ってどうなるの?

などご相談ある場合にはご参加ください!

 

 

通信制高校文化祭報告【体験学習の効果】

みなさんこんにちは!高卒支援会の竹村です。

先日は、渋谷区ふるさと祭りに参加させていただき通信制高校とフリースクールの文化祭として

活動してきましたのでご報告いたします。

まずは恒例の野菜販売です。

今年は、生落花生、キウイ、ローリエ、柚子、柿、青唐辛子を販売しました!

なんとか完売をしましてお疲れ様でした!

野菜収穫は生徒自身がやっており、農家さんから卸売価格でゆずっていただきそれを元に値段設定をして販売しております。

とてもいい勉強になっていると思いますね。

次に、スーパーボールすくいです。

去年はあいにくの雨でもちこしたものです。こちらは通販で22000円ほどで仕入れたセットをしようし子ども向けに

開店しました。まさかの人気っぷりですくいのポイが生産間に合わず大変そうでしたが無事終了しました!

私の息子も5回やって500円献上しました(笑)

最後に、恒例のスライムつくり体験です。

洗濯のりや絵の具を使いカラフルなスライムを作るコーナーです。

こちらも大人気で行列ができていましたがやや赤字!

材料費の兼ね合いで難しいですがかなりお客さんが喜んでいたのでよかったです。

 

体験学習は不登校支援に効果的!

体験学習(エクスペリエンシャル・ラーニング)は、知識やスキルを単なる教室での講義や読書からではなく、実際の体験を通じて学ぶ教育方法です。当会は、社会復帰に特に重要な体験だと考えております。

体験学習の効果は多岐にわたり、特に以下のポイントが重要です。

1. 学びの定着が高まる

体験を通して学んだことは、単なる教科書での学習よりも記憶に残りやすいことが知られています。人は、自分が実際に体験したことに対して感情的な反応を持つため、その経験が強く脳に定着します。例えば、実際に実験を行ったり、フィールドワークに参加することで、理論や概念がより実感を伴って理解されます。

→農作業体験、それを売ることで第一次産業のことが学べます。

2. 問題解決能力が向上する

体験学習は、多くの場合、現実の問題やシナリオを扱います。これにより、学習者は課題に対する創造的な解決策を探求し、実際に試す機会を得ます。このプロセスを通じて、批判的思考問題解決能力が養われます。たとえば、グループでのプロジェクトを通じて、学習者はアイデアを出し合い、問題に直面した際に柔軟に対処する力を学びます。

→各お店でどうやって売り上げをだすのか、お客さんを楽しめるのかを考えます。

3. 自己効力感(セルフエフィカシー)の向上

体験を通じて何かを成し遂げると、自己効力感が向上します。これは、学習者が「自分にもできる」という自信を持つことに直結し、学びへの積極性が生まれます。実際に成功体験を得ることは、将来的な挑戦に対して前向きな姿勢を生み出します。

→お客さんが喜ぶ、友人から感謝されるなどを通して自己肯定感が高まります。

4. コミュニケーション能力の向上

体験学習は、多くの場合、チームワークや他者との協力を伴います。これにより、学習者はコミュニケーション能力を高め、他者と効果的に対話し、意見を交換するスキルを養うことができます。グループワークやフィールドワークなどでは、異なる視点やバックグラウンドを持つ人々との交流が学びの一環となり、柔軟な思考と協働力が求められます。

→体験を通して仲よくなりますよね!

5. 多角的な視点の獲得

体験学習は、単一の視点から物事を学ぶのではなく、複数の視点から問題や現象を捉える機会を提供します。これにより、学習者は一つの解決策に固執せず、複数のアプローチを試行錯誤することで、より深い理解を得ることができます。例えば、社会問題に関するプロジェクトでは、異なる立場や背景を持つ人々の意見を取り入れることが必要になります。

→自分たちの考えとは別に私の意見を通して多角的な視点で物事がみられるようになります。

6. 自己反省とフィードバックの重要性

体験学習では、体験後に振り返りフィードバックが重要です。コルブの経験学習モデルにおいては、「体験 → 振り返り → 概念化 → 実践」というサイクルを通じて学びを深めるとされています。体験だけでなく、その体験を振り返り、何を学んだかを整理し、次のステップに活かすプロセスが学習効果を高めます。

→次年度にむけてどう改善していくかが重要です!

引き継ぎ書も作成させています。

7. 実世界との関連性

学校や教室内の学びが理論的に終わることが多いのに対し、体験学習は実際の社会や仕事の現場と直結しているため、学んだ内容が日常生活や将来的なキャリアにどのように応用できるかが明確になります。これにより、学習者は学んだ知識の意味や目的を理解しやすくなり、学びへのモチベーションが高まります。

→社会にでたときの明確なビジョンやイメージにつながっていきます!

 

このように、体験学習を通して得られるものは座学とは比べ物になりません!

不登校支援にはもってこいです!社会にでる一歩を経験をしてもらい、自分のために活動してほしいですね。

 

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