不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から

世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)

LEC東京リーガルマインドNTTesports様と連携している不登校・引きこもり支援をし、フリースクール通信制高校を運営しているNPO法人高卒支援会です。

今日は、「不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から」というテーマでお話をしたいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。

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本日は中高生の引きこもりでお悩みの方、また不登校か引きこもりか判断がつかず悩んでいる方に、

一発で分かる中高生の引きこもりの特徴を伝えていきたいと思います。

 

文部科学省が2023年10月3日に公表した調査結果

皆さんこんにちは!高卒支援会理事長の竹村です。

毎年この時期に前年度の不登校児童生徒数の調査が文部科学省から発表されます。

2022年度の長期欠席は、小中学校が前年度比4万6,898人増の46万648人、高校が前年度比4,539人増の12万2,771人。このうち、病気や経済的理由などを除いて年間30日以上登校していない「不登校」は、小中学校で29万9,048人で、前年度から5万4,108人(22.1%)増加し過去最多となった。在籍児童生徒に占める不登校割合は3.2%(前年度2.6%)だった。

(原文ママ)

いじめ・自殺の件数は

いじめの認知件数は、小中高・特別支援学校で前年度比10.8%増の68万1,948件で過去最多となった。児童生徒1,000人あたりの認知件数は53.3件(前年度47.7件)。重大事態となったいじめ件数は923件(前年度706件)で、前年度に比べ217件(30.7%)増加した。

小中高校から報告のあった自殺した児童生徒数は411人(前年度368人)。調査開始以来過去最多であった2020年度より2021年度は減少したものの、2022年度は再び増加に転じた。また、小中高校における暴力行為の発生件数は9万5,426件で前年度から1万8,985件(24.8%)増加している。

(原文ママ)

不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から

2021年11月光文社から出版した『不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から』本があります。

前理事長の杉浦と私は2年前からコロナが明けたあとに不登校が増えると予想していました。

上のグラフをみてもわかるように、去年とおととしで爆発的に数字が増加しているのがわかります。

考えられる理由としては、コロナ禍におけるオンライン出席と、課外活動の消失です。

 

本の紹介:新型コロナウイルスの感染拡大を機に、不登校・ひきこもりの子どもたちはますます増えている。しかも、休校に分散登校、オンライン授業に加えて家庭ごとのコロナ対策もあって学校に行かないことが自然となり、ずるずると不登校になってしまうケースも増加。いまや政府もその実態を把握しきれていない。不登校・ひきこもりが「見えなくなっている」のだ

オンライン授業、オンライン出席の弊害

コロナ禍で学校現場で急速に発展したのがタブレットやPCを用いたオンライン授業です。

これらは、スタート当初はよかったものの家庭での様子は正確にわからず授業中に漫画を読んでいたり、YouTubeをみたりと授業とよばれるものは提供されていなかったです。

もちろん、真面目な生徒は参加していたと思いますが、大多数が自分の部屋で受ける授業には現地に出向くよりも緊張感がなく結果的にこのような結果に結びついています。

 

課外活動の消失。同級生との思い出がない

当会は少人数な団体なので、コロナ禍でも条件を守りながら課外活動を続けてきました。

体験活動や思い出がこの多感な時期にはとても大切だと考えているからです。

しかし、大多数の学校は隔離、修学旅行の中止、自粛を強いてきました。

これらは、毒のように子どもたちの心を蝕み、不登校への原因となった可能性があります。

 

 

学校生活をやり直す

では、この現状をどう改善していくのかといいますとこれらの学校生活や体験活動をやり直すしかないんです。

勉強はあとからどうとでもなります。

この多感で楽しい時期を奪わずに楽しく過ごしていくことが大切です。

不登校、人生相談されたい方は国家資格キャリアコンサルタントをもっている竹村が無料相談にのります。

ぜひご相談ください!

 

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