【高卒支援会 竹村のしくじり先生】留年勧告、大学中退…僕が経験した「失敗」と、親御さんへ伝えたいこと

不登校

世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)千代田区フリースクール協議会練馬区フリースクール連携会議を務めております、
LEC東京リーガルマインドNTTesportsと連携し、不登校・ひきこもり支援に取り組む「認定NPO法人高卒支援会」です。フリースクール通信制高校を運営しています。

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本日は「【高卒支援会 竹村のしくじり先生】留年勧告、大学中退…僕が経験した「失敗」と、親御さんへ伝えたいこと」というテーマでお話ししたいと思います。
その前に、いくつかのお知らせをさせてください。
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9月30日はピアサポート交流会(保護者会)

当会在籍のフリースクール、通信制高校サポート校の保護者向けの交流会が9月30日19時より新宿区(千代田区)飯田橋で開催されます!
不登校のお悩みや、脱出しかかっている保護者からの成功事例、失敗体験などご相談することができます。皆で支えあって、乗り切りましょう!という会でピアサポート交流会という名称に変更されました。ご見学も可能ですので、ぜひご参加ください!
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高校留年勧告、大学中退経験

皆さん、こんにちは!高卒支援会代表理事の竹村です。
最近、「竹村さんはどんな経験をされて、この仕事に携わっているんですか?」と尋ねられる機会が増えました。そこで今回は、私自身の「しくじり人生」を赤裸々にご紹介することで、生徒さんや保護者の皆さんに、私なりのメッセージをお届けしたいと思います。


中学受験失敗!詰め込み教育への反抗期

小学生前は、転勤で各地を転々とし小4で東京にきました。
当時社宅で同世代の友達が入塾テストがある進学塾へ。
私だけ落ちて、別の塾へ行かされました。
当時は、プール、剣道、ピアノ、囲碁、習字、野球、塾と7つの習い事をやらされていました。
私はゲームが大好きなので習い事に時間を取られたくなかったのでよく母親と喧嘩をしていました。
たまたま四谷大塚のテストで成績がよくなり男子校の芝中学を受験。抑えも何校も受けろと言われましたが絶対に嫌といって1校しか受けませんでした。
父は、仕事でほとんどいないので育児は基本母のみ!一度算数を教えてもらったこともあるのですが、『なんでこんなのもできないねん!!』と怒られてから父親から勉強を教わることはやめました。
受験結果は不合格で地元の渋谷区立中学校へ進学しました。

高校受験は「貯金と要領」で楽々合格!?

中学受験後は、その貯金で公立中学校では常に上位の成績でいました。
野球部に入り、クラス長もやりました。習い事はほとんど辞めて、中学1年生から早稲田アカデミーの特進クラスにいました。とにかく宿題もやらず野球とゲーム三昧でしたら瞬間記憶力だけ高く一瞬でおぼられました。その生活を3年間続け、男子校の本郷高校へ進学しました。本郷高校ってどこだよ聞いたことねえと母親と喧嘩しながら受験当日初めて高校にいきました。中学受験の貯蓄と、記憶力と要領の良さだけで高校受験を乗り切って天狗になっていた時期です(笑)
この頃、父は単身赴任で基本家におらずで私は反抗期。警察に補導されたり、母親突飛ばしてケガさせたりとかなり荒れていました。勉強大嫌いなのになんでさせるんだよ!という感じです。

高校留年勧告!?

高校入学後、恐ろしく早い授業が土曜日までずっとありました。
中学入学組は楽しそうに過ごしているのに、なんでこんな拷問みたいなことが起きるんだととてもつらい1学期を過ごしましたが、男子校なので打ち解ければめちゃくちゃ仲良くなります!
スキー部に入部し、部活→ゲーセン→かえってオンラインゲームの繰り返しで勉強はゼロ。
授業スピードの速さと難しさで完全に終わりました。
高2も理系クラス(中学の時に数学ができたからという理由)にあがったせいで余計に授業が難しかったです。3学期で呼び出され、お前留年するかもよと言われました。赤点が3科目もあったのでかなりギリギリな生活をしていました。得意だった数学は最下位で、英語はもともときらいなのですべての教科がおわりました。
勘違いしやすいのですが、高校は義務教育ではないので普通に留年も退学もします。

大学受験失敗!

毎日登校していたので、先生たちの助けもあり留年は回避。
次に待っていたのは大学受験。私は今でも親を恨んでいますが、、、なんで大学付属の高校にしてくれなかったんだよ!と思っています。
3年になっても遊びまくりで、センター試験を受け帝京大学経済学部へ合格。
それ以外は全部おちました。英語が足を引っ張ってどうしようもない状態でした。
毎日コツコツやらないとだめですね!

大学中退・・・

はたらくわけでもないので仕方なく帝京大学へ進学しました。
プライドも高く、友人もできずに少しずつ授業に行かなくなりました。
いわゆる、不本意入学というやつですね。
在籍3年目に取得単位は18単位でほぼ詰み状態。(卒業までに125単位必要)
成績表を父親に見つかり初めて殴られました。そのまま私は土下座をし、明日から頑張りますといってゲームセンターに通っていたので大学を中退しました。

まとめ

私の波乱万丈な体験談、いかがでしたでしょうか。

私の経験から言えるのは、**「英才教育や親の価値観は、必ずしも子どもに当てはまるとは限らない」**ということです。結局、教育を受けるのは子ども本人。本人が主体的に動かなければ、どうしようもないのが現実です。

親がすべきことは、子どもの特性をよく見極めること。そして、その特性に合わせた**「応援」、もしくは時には「突き放す」**ことだと私は考えます。私の場合、家族からの「応援」があり、2回目の大学でようやく軌道に乗ることができましたが、私のように2回大学を辞めた友人もいます。

この「応援」と「突き放し」の判断は非常に難しいものですが、「家から出て自立しろ!」と、厳しくも愛情を持って突き放すことも、時には大切なのです。

ブログ・動画をご覧いただき、フリースクールや通信制高校についてさらに知りたいことがあれば、ぜひご連絡ください。ご質問・ご相談は、認定NPO法人 高卒支援会の公式ウェブサイトやSNS(X/旧Twitter)にて受け付けています。

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