【一般入試 vs 総合型選抜】本当に社会で活躍できるのはどっち?入試激変時代を生き抜くために

世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)千代田区フリースクール協議会練馬区フリースクール連携会議を務めております、
LEC東京リーガルマインドNTTesportsと連携し、不登校・ひきこもり支援に取り組む「認定NPO法人高卒支援会」です。フリースクール通信制高校を運営しています。

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本日は、

【一般入試 vs 総合型選抜】本当に社会で活躍できるのはどっち?入試激変時代を生き抜くために
というテーマでお話ししたいと思います。
その前に、いくつかのお知らせをさせてください。

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【一般入試 vs 総合型選抜】本当に社会で活躍できるのはどっち?入試激変時代を生き抜くために

最近では、日本の大学入試の風景は、大きく変化しています。
従来の「一般入試」が減り、「総合型選抜」(旧AO入試)の枠が拡大。大学入学者の半数以上が年内に合格を決める時代となりました。

しかし、この入試制度の大きな変化は、「本当に社会で活躍できる人材は、どちらの選抜方法から生まれるのか?」という大きな議論を呼んでいます。

不登校の経験と経て、フリースクール、通信制高校高校卒業後の進路を考える皆さんは。この議論は決して他人事ではありません。今回は、YouTubeのABEMA Primeの議論を参考に、入試制度のメリット・デメリット、そしてこれからの時代を生き抜くために必要な力について解説します。


1.「総合型選抜」とは何か?なぜ拡大しているのか?

総合型選抜は、学力テストだけでなく、面接、小論文、プレゼン、ディスカッションなどを通じて、学生の能力や適性を総合的に評価する試験方法です。

変化の背景にある大学の意図

大学側は、自校・自学部が「欲しい人材」を自由に定義し、その人材像(アドミッションポリシー)に合致する学生を採りたいと考えています。

例えば、東北大学のように一般入試を廃止し、すべてを総合型選抜へ移行する方針を打ち出す名門大学も現れています。ただし、この場合でも、「学力」を求める大学独自の問題が課されるなど、大学が求める人材像次第で選抜方法がカスタマイズされます。


2.総合型選抜が抱える問題点

一見、多角的な評価は素晴らしい制度に見えますが、議論の現場ではその「影」の部分も指摘されています。

懸念される問題点

  • 経済的な格差の拡大 入学時にアピールできる「エピソード」を作るため、高額な海外ボランティア活動や、それに特化した塾への出費が必要となり、結果として親の経済力が合否に影響する可能性が指摘されています。
  • 学生集めの道具化 一部の大学では、選抜制度が「学生集め」の側面が強くなり、読書感想文のような簡単な課題で入学できるケースも見受けられ、「大学」としての価値が問われかねません。
  • 不平等感の是正の必要性 東大や京大レベルの推薦と、それ以外の大学の推薦とでは「質」が異なり、制度全体として公平性を担保するためのインフラ(評価体制や基準)が未熟であるという意見もあります。

制度が持つメリット

  • 自己分析と目標設定の強制 総合型選抜は、受験生に対し「なぜこの学部に興味があるのか」「将来何をしたいのか」を突き詰めさせる、「自己分析」の場を提供します。これは、自分の個性や強みを見つけ、目標に向けて邁進するための非常に良い機会となります。
  • 多様な才能を拾い上げる 一般入試では点数が取れなくても、「コミュニケーション能力」や「特定の分野への強い関心」を持つ学生を大学側が積極的に拾い上げられるようになります
  • 制度の改善と厳格化 大学側も試行錯誤を重ねており、近年では青山学院大学などでは、
    「ボランティア期間を2年間にする」など、評価基準の厳格化が進み、レベルの高い学生が合格する傾向が見られます

3.高卒支援会で総合型選抜の合格を勝ち取る活動例

高卒支援会では、不登校生徒一人ひとりの個性や興味を深め、総合型選抜で求められる「行動力」「論理的な思考力」「課題発見・解決能力」を養うための多様な活動を積極的にサポートしています。

これらの活動は、大学側に「入学後に活躍できる資質」を効果的にアピールするための具体的なエピソードとなります。

総合型選抜に強い活動の例

  • 社会性・多様性をアピールする活動
    • 海外留学プログラムへの参加や、認定NPO法人高卒支援会でのボランティア活動をしてもらうことにより、多様な価値観に触れ、社会貢献への意識や異文化理解を深めます。
    • これらの経験は、単なる参加ではなく、「活動で直面した課題と、それをどう乗り越えたか」という思考プロセスを面接や小論文で伝える際の強力な裏付けとなります。
  • 主体性・探求心をアピールする活動
    • 学校外での課外活動(自主的なプロジェクトなど)への取り組みは、自己学習能力や主体的に問題に取り組む姿勢を証明します。また、当会フリースクール、通信制高校の生徒は原則1年に1回以上の自主企画課外活動が必須であります。
      自らが企画し、プレゼンテーションをすることによって他校と差別化を図っています。
    • Eスポーツ大会ポケカの大会への参加・運営経験は、一見すると学業と無関係に思えますが、「戦略的思考力」「チームでの協調性」「目標達成へのコミットメント」といった、社会で求められる資質を具体的にアピールするユニークな材料となります。
      過去の卒業生も、これらの活動を高校時代に取り組んできたPRポイントとして盛り込み、
      全日制高校では取れない自由な時間を活かしたものとして面接に有利に働くように押し出していきます。

総合型選抜では、こうした活動を通じて得た具体的な学び成果を、志望理由と結びつけて論理的に語れるかどうかが鍵となります。
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4.入試激変時代を生き抜くための「核となる力」

結局のところ、これからの時代、私たちは何を身につけるべきでしょうか。

必要なのは「理」と「力」

番組の結論として、社会で活躍するためには「理」(論理的思考力)「力」(人間力・ソフトスキル)の2つが必要だとされています 。

  1. 「理」(論理的思考力)はどこで磨く?
    • 一般入試で問われる学力は、単なる知識ではなく、問題を分析し、解決策を導き出す論理的思考力を磨くためのものです。
    • 総合型選抜で進学する学生であっても、「数学から逃げるな」という発言があったように、基礎的な学力、特に論理の構築力は必須です。
  2. 「力」(人間力・ソフトスキル)はどこで磨く?
    • これはまさに総合型選抜で問われる、コミュニケーション能力や、自分の興味を深く掘り下げ、実現に向けて行動する力です。
    • 入試制度がどうあれ、「自分は何に興味があるのか」「将来どうなりたいのか」という明確なビジョンを持つことが、何よりの武器となります。

まとめ:進路選択の鍵は「自己分析」

入試制度が多様化しても、大学側が本当に求めているのは、
自分の興味関心を深く掘り下げ、社会の中で何を成し遂げたいかを明確に語れる人材」です。

高卒支援会で新たな道を探す皆さんにとって、これはチャンスです。一般入試の準備と並行して、
「自分はなぜこの大学・学部で学びたいのか」という自己分析を徹底し、その熱意を論理的に表現する力を磨くことが、未来を切り開く最善の戦略となるでしょう。


参考動画: 【受験戦争】総合型選抜(AO入試)vs一般入試…どっちが社会で活躍できる?西大和学園の名物教師&コバショーさんと議論|アベプラ

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