ペットを飼うと不登校を治す可能性はあるのか

不登校

みなさんこんにちはスタッフの根本です。

今回は『ペットを飼うと不登校を治す可能性はあるのか』について書いていきます。

ペットを飼うと不登校を治す可能性はあるのか

今回このような記事を書こうと思った背景には、家で引きこもっている子の家に訪問した時、

ペット(特に犬)を飼っていらっしゃる方が多いなと印象を受け、話を聞いてみると子どもの不登校をきっかけに犬を飼い始めたという方が多かったです。

子どもが不登校になって犬を飼い始めることのメリット・デメリット、親が期待する効果とは?

・ストレス軽減と孤独感の軽減

落ち込んだ気持ちを安らがせるため、孤独感を軽減するためにペットを飼うという理由です。不登校による孤独感やストレスの原因を取り除くことはできませんが、本人のストレスや孤独感をペットを触れ合うことで一時的に軽減できる可能性があります。

責任感や自立心の育成

生き物に責任を持って世話をすることは、子どもに責任感や自立心を育む機会となります。

しかし、注意が必要なのは親の考えでペットを飼う場合です。この場合ほとんどのケースで生き物の世話を親がやることになります。

生活習慣の確立と行動の習慣化

主に犬を飼う場合、散歩に連れていくことをさせることで家から出る習慣をつけるというものです。

多くの保護者の場合、このために飼うケースが多いようです。

ペットを飼うことはあくまできっかけ

ペットを飼うことは不登校を治す方法ではありません。しかし、きっかけになる可能性はあります。

不登校を治すためのきっかけの一つがペットを飼うという選択肢です。

不登校が治る子どもたちは、原因を解決する。もしくは不登校が治るきっかけができる、どちらかです。そのため、ペットを飼い家を出るきっかけになるかもしれません。もしそうなった場合のきっかけの多くは、散歩に連れて行くことで家を出る習慣が出来たということでしょう。

一方で注意点もあります。不登校の子は、継続が苦手な子も多く、散歩の習慣が途中で終わる可能性もあります。

また、散歩には出れるがそれで終わってしまうということもあり得えます。

そのため、まずは不登校を治す原因に関わっていくのか、きっかけを作るのかを明確にしてペットを飼うことを検討する必要があるでしょう。

ペットを飼うことは大きな責任を伴います。途中で世話を放棄することは絶対に避けなければなりません。家族の状況や将来にわたって継続的に世話ができるかを慎重に検討する必要があります。

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