みなさんこんにちは!高卒支援会スタッフの大倉です。
今回は進級ができるか心配する高校生や高校生の保護者の方、今現在進行形で留年しそうになっていて、あと何回休めるのかが気になる方に向けた記事となっています。
対策も含めて書いていくので、是非ご覧ください。
高校は明確に出席すべき日数が決まっている
高校は中学校と違い、明確に出席すべき日数が決まっています。
概ねどこの高校も、「出席すべき日数の「3分の1以上」休んだらダメ」というルールになっています。
どのような決まりかというと、基本的に1年間で35週が登校期間なので、掛け算をすると、「175日」の3分の1なので・・・
欠席出来る最大回数は「約58日間」
ということになります。
ここで、少し罠があります。
実は、各科目ごとに出席数が管理されているところが多く、多くの全日制の場合、1科目でも教科の単位を落とすと留年になることが多いです。
つまり、遅刻や、早退などで特定の科目を多く休んでいると、留年してしまうという罠です。
よく相談であるのが体育の欠席で留年になるというパターンです。
毎週月曜日1限目にある体育を20回遅刻で欠席してしますと、1日高校を休んだ回数が40回だとしても留年する可能性が大きくなります。
まだ20日くらい高校を休めるから大丈夫と勘違いしていて進級が出来なくなり留年とならないように注意が必要になります。
また、これは大体の高校と書いた通り、学校ごとにルールが違ってきます。
実際に、4分の1であったりすることもあるので、休みが多くなって留年しそうか心配な高校生や、保護者の方は必ず学校に確認が必要になります。
ではこういう間違いをしないためにはどうしたらいいかを書いていきたいと思います。
担任の先生に確認してもらうのが一番確実!?
自分が何の科目で、何回休んだか?等全てを自分の力だけで把握するというのは正直現実的じゃないかもしれません。
進級の意思がある場合、思い切って、担任の先生に話をして、各科目あと何回休めるのか?
教えてもらいましょう。
高校の先生で、自分の生徒に留年してほしいと最初から思っている先生はいないことが多いです。
留年しそうだけど、頑張って進級したいという意思表示があれば仕事の範疇でもありますし、力になってくれるはずです。
また、特に危ない教科がある場合は、教科の先生の所にも行き、進級の意思を伝えて、しっかりと確認してもらうのが良いでしょう。
それが中々出来ない場合は、保護者経由で聞いてもらうという方法もあります。
それでもだめだった場合は?
高校を休める回数が分かったとして、規律調節障害、低血圧などでどうしても朝起きることが出来なかったり、学校の雰囲気が合わないなどの理由で、どうしても登校できないこともあると思います。
もちろん今在籍している高校で留年しそうでもやるだけやってみてダメであれば、環境を変えてしまうというのも一つの手です。
そういった場合、通信制高校に転校するというのも一つの手段ではないでしょうか?
通信制高校の場合、登校の有無、体育祭、文化祭などのイベントの有無、サポート体制など学校によって千差万別です。
今は不登校だけど、本当は友達も作りたいし、イベントもしたいし、勉強も頑張りたいという子には毎日登校コースがある通信制高校がおすすめです。
※特に最初が不安な場合は、アットホームな方がおすすめ
○高等学校→基本的にすべてオンライン
○ラーク国際→人数が多く全体授業制。制服や校舎がある。ただ校則もそこそこ厳しい。
○島学園→各キャンパス特色がある!
次の進路を考えるうえで、通信制高校はお勧めなのですが、学校が多く、決めるのが非常に難しいです。
現在の単位状況等を元に的確にアドバイスが出来るので是非ご相談ください。
まとめ
高校の留年を回避するためには、あと何回休めるのか?をきちんと確認することが非常に重要になります。
また、状況によっては、次の道へ方向転換を思い切って行う事も大事です。
留年しそうになっていても色々な方法や、選択肢があるので、このブログを読んだのをきっかけに1人で悩まずに早めに誰かに相談できる人が増えればと思っています。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。