不登校の子どもには優しくする 厳しくする どっちが良い?

みなさんこんにちはスタッフの根本と申します。

本日は、『不登校の子どもには優しくする 厳しくする どっちが良い?』についてお話をしていきます!

不登校になった子どもには優しくすれば本当に改善するのか

不登校に関する書籍は多くありますが、親の接し方については、「優しく接するように」「愛情をきちんと伝えるように」は書かれているものが多いですよね。「勉強をしなさい」「学校に行きなさい」「ゲームをするのをやめなさい」こういったことを言うとよけい不登校が悪化するので、言わないで様子をみましょうというふうにアドバイスを受けた方もいらっしゃるかと思います。

優しく接するだけで本当に大丈夫なのかと不安に感じる保護者の方もいらっしゃると思います。

一人ひとりの子どもの性格や生い立ち、不登校の原因が違うように、子どもへの接し方も決して一つではありません。

時には、優しく、時には厳しく接せることが子どもにとって必要なこともあります。

今回は、優しくする時と厳しくする状況の目安をお伝えしていきたいと思います。

優しく接するタイミングは?

学校に行っていない子どもに優しくすることに不安を抱く方は「甘やかすだけでは、いつまでも甘えてしまうだけなのでは」「優しくするだけでは、何も変わらないのでは」と考えてしまいます。

しかし、以下のような状況の場合は優しく接してあげる必要があります。

①不登校になって1日~1週間程度の期間

まず、不登校になった理由を把握することがなにより重要です。理由もわからない状況で「学校に行きなさい」と言われてもストレスばかりのしかかるだけで問題の解決にはならないことが多いです。不登校の原因の半数以上は無気力なのでそういった場合も叱るだけでは、その瞬間は登校してもすぐに不登校になることが多いです。子どもが学校に行けないことに対してストレスを感じていたり、行きたいのに行けないという精神状態の場合は優しく接してあげて本人のお話を聞きましょう。

 

不登校の自分にストレスを感じていないなら厳しく接するべき

優しく接することが良くないのは、本人が不登校という現状に対してまったくストレスを感じていない時です。

不登校の現状にストレスを感じているというのは、次のような状態です。

特に不登校期間が長くなると、段々と学校に行けないストレスが薄くなったり、現状の不登校生活に居心地の良さを感じてきます。

そうなるといよいよ引きこもりが始まってきます。

「まさか、うちの子が引きこもりになることはないだろう」そう思わないでください。引きこもりは誰しもがなり得ることです。

学校に行けなくても、開き直って何の不安やストレスも感じずに楽しく過ごしている子どもは、親に甘え続けますので、問題と向き合うためにも厳しくしましょう。勿論暴力はNGです。

元不登校の卒業生2名は立派に就職へ 発表会実施

10月29日通信制高校を卒業した生徒2名が就職し皆様の前で発表してくれます。

当時不登校だった子がどのように立ち直り立派に就職したか直接聞ける貴重な場になります!

是非ご参加お待ちしております。

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