不登校支援に「eスポーツ」 協調性と社会性を養うゲームの力

みなさんこんにちはスタッフの根本です。

当会では、NTT-eSportsご協力の元、不登校支援にeスポーツを取り入れております。

産経新聞でも取り上げて頂きました。

当会で考えるeスポーツの役割には以下のものがあります。

①協調性と社会性を養う

②eスポーツをきっかけに登校できるようにしていく

③eスポーツと勉強を両立していく

協調性と社会性を養う

ゲームを競技として捉えるe(エレクトロニック)スポーツを、不登校や引きこもりの子供たちへの支援に取り入れる事例として、広がっています。

不登校の場合、学校でのトラウマや長期不登校によりコミュニケーション面で不安がある子供たちがいます。

そういった子供たちの解決法として、勉強をやる=コミュニケーションの改善とはなり得ず、人と人の関わりの中で協調性と社会性を養う必要があります。

eスポーツは子供たちが勝利に向かってチームとして取り組むことで、協調性や社会性を養う試みがあり、チーム一丸として取り組むことで自己肯定感を養う特徴もあります。現代の子供たちにとって、ゲームというのはコミュニケーションツールの1つですから、初対面でも中々輪に入れないという子もゲームを通して自然と輪に入っていけます。

 

②eスポーツをきっかけに登校できるようにしていく

eスポーツをきっかけに登校を促す試みがあります。

当会でのルールは午前中に学習をし午後にeスポーツの取り組みを行うというものになっています。

そのため、必ず最初は勉強をする水道橋教室に登校してからeスポーツが出来る施設に移動していきます。

不登校になると体力がなかったり、休むことが癖になる子も多く、登校率が低い場合があります。

一方で、eスポーツのある日は頑張って登校しよう。という気持ちを持つ子も多いです。

以下のデータは実際に当会に在籍している生徒の出席のデータになります。

eスポーツのある日の出席率は平均しても高く、出席の推移は右肩上がりになっています。

そのため、eスポーツのある日に出席することで登校癖をつくってもらいます。

学年 名前 教室出席 eスポーツ出席
高校2年生 A君 83.09% 71.46%
高校2年生 S君 61.22% 82.35%
高校2年生 K君 87.47% 91.67%
高校1年生 T君 49.83% 69.37%
中学2年生 E君 77.45% 77.50%
中学1年生 K君 93.82% 96.67%
中学3年生 W君 49.10% 85.42%

③eスポーツと勉強を両立していく

保護者の方が悩みに、「ゲームばかりして勉強をしないのが不安」という声があります。

当会では勉強と両立してeスポーツをやっていこうという方針を取っております。

当会では勉強をしっかりこなしたうえでeスポーツを全力でやろう!というスタンスですのでご安心ください!

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