みなさんこんにちは スタッフの根本です。
本日は『新学期からの不登校 本当に休ませて良いのか問題』というテーマでお話をしていきます!
本テーマの前にお知らせになります!
高校転校に関しての相談が非常に多くなる時期です、注意点などを解説しています!
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新学期からの不登校 本当に休ませて良いのか問題
新学期が始まって1か月が経とうとしています。
学年が変わったりクラスが変わったり、中学生になったり高校生になったりと、大きく環境が変わるのが4月です。
新学期からの不登校が悩んでいる方、環境に馴染めずに不登校気味になっている方など、徐々に出てくる時期でもあります。
特に多いのは「学校は行っているが、週1回~2回」それも徐々にペースが落ちているというお問い合わせ。
新学期からの不登校で相談したり、検索したりすると「休むこと」で解消します。とアドバイスをもらったり、書かれたりしていると思います。
ここで保護者の方が悩むのが、「本当に学校を休ませて良いのか?」という問題が出てくると思います。
まず、「休むこと」の効果は自分を苦しめているストレスの原因から一旦離れて体や精神を休ませることができ、気持ちを整理したり、
体調面を直す効果が挙げられます。
「休むこと」で起きる問題
一方で、問題も生じます。
それは、ただ休ませることで、生活が乱れたり、学校から遠のき家から出づらくなるというものです。
ただ休ませるというのは、原因が分からずとりあえず休ませておこうということや、不登校になった場合に具体的な改善法や対処をせずとりあえず休ませるというのが該当するケースが多いです。
当会では、年間300件以上の相談があり、そのメイン層となる人の不登校期間の平均は半年です。
一旦休ませるが長引いて半年経過したというケースが最も多いです。
また、休めば休むほど勉強についていけなくなり不登校が加速する問題も出てきます。
1週間休むと学力を取り戻すのに2週間かかります。
休むことが長期化することで、生活が乱れたり、不登校が加速してしまうという問題にならないように気を付けましょう。
休むことで改善するタイプ
休むことで改善するタイプとしては、頑張り過ぎてしまう子が当てはまりやすいです。
いつの間にか糸が切れて不登校に、原因が分からず困惑してしまうといったケースが多く、
そういった場合は休んで心身ともに気持ちをリフレッシュすると良いです。
休むことで改善しないタイプ
休むことで改善しないタイプとしては、学校に行きたくない理由がある子です。
そういった場合は、休んでも問題が解決するわけではなく、むしろ休めば休むほど学校に行きたくなくなる気持ちが大きくなります。
本人が理由を言わないというパターンも非常に多いので、相談機関で第三者を介して話を聞いてあげると問題解決に繋がる可能性があります。
休むことは悪いことではないが、長期化に注意しましょう
休むことは決して悪いことではありません。
中には、気持ちを整理したり、体調面を直したり、疲れを取るために休むことが必要な場合もあるでしょう。
しかし、不登校の問題が休むことで解決しないケースも多いので、問題を先送りにせずに対応していきましょう。
GW明けも不登校が続いているようであれば黄色信号ですので、ご相談お待ちしております。