高校生の子どもが進級出来なかった場合の対処法

みなさんこんにちは認定NPO法人高卒支援会スタッフの根本です。

さて本日は、「高校生の子どもが進級出来なかった場合の対処法」というテーマでお話を致します。

本題に入る前にお知らせをさせてください。

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当会生徒の高校2年生高橋君の取材記事が週刊現代にて掲載されました。

是非ご一読ください!

「中学受験」真っ盛り…受験後に不登校になった高校生が明かす「ポケモンカードに救われました」…!

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週刊現代にて当会の卒業生の実例が記事として公開されました。

ブチ切れて親を殴打…!不登校になってしまうケースも…!いよいよシーズン本番、母親たちが明かす「中学受験」の「後悔」と「落とし穴」

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高卒支援会ピアサポーター交流会だより 2024年1月号

 

こんばんは、PTA会長の新妻です。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年1月度のピアサポーター交流会だよりをお送りいたします。
長文となり大変恐縮ですが、ご一読いただけますと幸いです。

全文はこちらから

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高校生の子どもが進級出来なかった場合の対処法

2月になると不登校の相談に関して、中学生の相談が増えていく一方で高校生の相談は減っていきます。

しかし、2月にくる高校生の相談者はかなりヘビーな案件です。

特にヘビーなのが高校の進級ができないと学校に言われている子、および進級が危うい子です。

高校の進級が出来ない場合、出席or単位未修得もしくはその両方が当てはまります。

高校生で留年した場合の問題点として、学年が落ちてしまうもしくは退学しないといけなくなります。

留年してしまった子の多くは不登校の状態なので、留年して気持ちを切り替えて次年度学校の行こうとはなりずらいです。

進級が出来ないことで更に気持ちが沈んでしまうケースが非常に多いので、留年もしくは退学しないよう進級させた方が良いといえるでしょう。

進級するための方法パターン①

進級するための方法としてまず挙げられるのが、学校側に進級の条件を確認することです。

進級する条件には主に以下があります。

1.明日からでも学校に登校する

2.テストに出る

3.課題を出す

4.進級させてもらうための他の条件をこなす。

 

1については欠席日数で留年の危機というケースで当てはまることが多いです。留年間近になって行く子もいますが、その多くが体が動かず行けないケースばかりなので、現実的に難しい可能性があります。

2については、欠席日数の複合でテストも出ていないケースもしくは成績不振で進級の条件が達していないケースが当てはまります。また、テストになると学校に行けなくなってしまうというようなケースもあります。

3については、欠席日数と成績不振どちらのケースにも当てはまります。課題を出してくれる学校は決して多くないと思ってください。かなり面倒見が良い学校が出してくれる可能性があります。

4.学校によって条件が違うケースです。例えば、面談に来てくれれば進級させてくれたり、本人に進級の意思があれば進級させてくれるということもありますが、かなり稀なケースなので当てにしないようにしてください。

このように大まかに4つの条件に分けられますが、1~2の条件は本人が頑張って学校に行く尚且つ継続していく必要性があるので、絶対に本人の意思確認と

いつまでに行けなかったり、やれない場合は進路変更もしくは相談機関に行くよというように期限を設けて話し合いをすることが必要です。

子どもの多くが、「頑張るよ」と心では頑張りたいと思っていますが、いざその時になると思っていることとは反対に体が動かなくなりますので、手遅れになる前に進路変更もしくは相談機関に連れていきましょう。

進級するための方法パターン②

進級するための方法として、通信制高校にスライドさせるという方法があります。

注意点として、締め切り期限が各通信制高校で違う点と、在籍校に書類を用意していただくのに1~2週間かかるので、手遅れにならないように準備をしましょう。

通信制高校にスライドするメリット

メリットはなんといっても、留年を避けられるということです。同年代の子たちと同じ時期に卒業できるので1年を棒に振らないことができます。

2点目は、環境を変えることで学校に行けるようになる可能性があることです。環境の問題で学校に行けないということが多いので、新しい環境で心機一転頑張ることが出来る子は非常に多いです。

通信制高校にスライドする際の注意点

一方で通信制高校にスライドした際の注意点もあります。

まずは、進級の危機が免れただけなので、新しい学校生活でちゃんと単位を取得する必要があるということです。

スライドしてもなにもしないと次年度でまた留年の危機ということはあり得ます。

続いては、次年度に多くの単位を履修しないといけない点です。

例として、2年生で通信制高校にスライドする場合、1年生で32単位取得していた場合、2年生の取得単位は0ですので、3年生で42単位取得する必要があります。

最後に費用がかかる点です。通信制高校にスライドした場合、その学年の学費がかかっていきます。

最後に

進級が出来なかった場合、問題をそのままにせずまずは状況の確認と今できることを必ず、在籍校に確認してください。

なにをしていいか分からない場合、当会にご相談ください。ご相談お待ちしております。

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