みなさんこんにちは、スタッフの根本です。
今日は、「小中学生の不登校29万人で過去最多 文科省調査の全容判明 連れて行かないと相談できない現実」というテーマでお話をしたいと思います!
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文部科学省が実施する「児童生徒の問題行動・不登校調査」の2022年度の結果が判明しました。
不登校の小中学生は過去最多の約29万9千人。前年度に比べて22・1%の大幅増となっています。
うち学校内外の専門機関に相談していない児童生徒も過去最多の約11万4千人。
文科省が今月中にも公表する「問題行動・不登校調査」の結果によると、
22年度の不登校の小学生は10万5113人、中学生は19万3936人で計29万9049人(前年度24万4940人)。
不登校の児童生徒のうち約4割にあたる11万4217人は、養護教諭や教育支援センター、フリースクールなどの学校内外の専門機関に相談していません。
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連れて行かないと相談できない現実
本来であれば、不登校問題は早期に解決しないといけない問題ですが、児童生徒の4割が何故学校内外の専門機関に相談していないのでしょうか。
この問題は、保護者の方からヒアリングした際に浮き彫りとなりました。
どの機関でも「本人を連れていく」ところから始まるのでそこで止まってしまうのです。
本来であれば外に出られないから相談しているのにも関わらず本人を連れてこないと対応が出来ない、カウンセリングが出来ないと言われます。
この一歩が踏み出せないばかりか有効なアドバイスや対策をもらえなかったということも珍しくありません。
現在、NPO法人高卒支援会では、世田谷区と渋谷区の教育委員会より委託され
世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)として不登校で外に出られない子どもたちのサポートを一部の地域では行っております。不登校で家から出られないご家庭には、家への訪問や本人への直接的なアプローチをする機関もあるということを認識していただくと不登校問題の解決に繋がる可能性もあります。
不登校でお悩みの方は問題をそのままにせず一度ご相談ください。
全国どこへでも伺います
NPO法人高卒支援会では、遠方の不登校・引きこもりのご自宅にもお伺い致します。
現在、佐賀・愛知・栃木・岩手といった各方面の訪問支援を実施しております。
特に県外となると相談できる機関が物理的にないという問題があり、そのままズルズル不登校・引きこもりが長引いてしまったというご家庭もございますので、お早めにご相談頂くのをお勧めしております。