eスポーツを通じて不登校・引きこもりの解決part2

 

皆さんこんにちは!NPO法人高卒支援会理事長の竹村です。

前回書いたeスポーツを通じて不登校・引きこもりの解決の実例のpart2を書きます。

前回の記事はこちら

 

eスポーツを通じて不登校・引きこもりの事例2

K君中学3年生(2021年1月現在)

2019年11月に相談

某私立中高一貫の進学校に進学するも、学力不振や勉強漬けの毎日に嫌気がさし引きこもるように。その後、公立中学校に転校するが、1日も登校せず、

半年間部屋に引きこもる、ご飯とトイレ・お風呂以外はずっとベッドでゲームをする、寝るの生活をしている。

 

2019年12月より訪問開始

訪問するも、布団をかぶせてうずくまり、布団越しに話しかける訪問を2か月ほどし、布団を取るようになるもイヤホンを付け視線を合わせない状態が続く。次第にイヤホンを取るようになり、言葉は発することはないが、話は聞いてくれるように。

約半間の訪問をし、家でのゲームをやるためのルールや家での過ごし方などを一緒に決めながら、部屋からは出られるように。

家事やお風呂掃除、夜のランニングなど少しずつ行動をうつし、家を出る準備をするも緊張で再度引きこもってしまう。

 

2020年6月から家を出られるように

高校生インターンが家を訪問し、信頼関係を築く。再度、教室に行くための決意をする。

近所で散歩をし、昼ご飯を食べるために家を出たりしながら教室に行く練習をし、6月から放課後に来られるようになる。高校生インターンを窓口に話せる人が少しずつ増え毎日教室に通えるようになる。

2020年9月

よみうりランドの遠足企画があるが友達がいなくていやだと初めて欠席をする。

PCでMinecraft、PS4でapexlegendsというゲームをプレイしていたので、その話を仲介してあげ同級生と一緒にできる環境をつくった。

 

2020年10月

無事友人ができ、課外活動にも参加できるようになる。

ゲームを通してコミュニケーションをおぼえ、夕方個別授業も開始して勉強もスタートする。

2020年11月

動画編集を依頼する。

初の中学生インターンとして登用開始。

その後、同級生や後輩に動画編集の仕方を教える。

NTTeスポーツカフェを体験する。家でプレイするのとはまるで環境やマシンスペックが違うと感動する。全国高校生eスポーツ選手権にむけて練習しないか?と誘う。

 

2020年1月

NTTeスポーツカフェで全国高校生eスポーツ選手権第4回にむけて練習をスタートする。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、座っている人、画面

 

今日で二人目の事例ですがいかがでしょうか?

実際に今いる生徒の実際の支援方法です。他にも大なり小なりゲームを活用した支援取り組みがあります。

youtube,SNS,ゲーム,アニメ,漫画をサブカルチャーの文化は切っても切り離せないものとなっています。理解せずに、遠ざけるのではなくどうやって活用していくのか大人たちはも考えていく

必要がありますね。

 

 

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