皆さん、おはようございます。NPO法人高卒支援会の杉浦です。先週は子ども未来基金の発表会が新宿区箪笥地域センター開催され、小中学生無料塾や放課後給食などの団体と交流ができました。団体との交流は参加したスタッフにblogあげてもらうようにしますね。
【高校進級が危ない】
「担任の先生から、欠席超過であと数日で留年決定となってしまいます。先生は通信制高校サポート校へ移る事を勧めているんです。都立高校の定時制に移る事もできますか?」
「お母さん、もちろん、単位を揃えれば、都立新宿山吹高校に行くことも可能ですが、今のお嬢さんの状況どうなっているんですか?」
「チョット、引きこもり気味になり、部屋から出られない状態です。小中学校の時はこんなことはなかったのですが!?」
「いいですか! お母さん。娘さんはリハビリが必要です。先ずは部屋から出て、生活習慣を徐徐に改善していかないと、それからです! 新宿山吹とか大学に行くというのは。わかりますか?!」
「確かに、リハビリって言われれば、その通りです」
「当会ではまず、通信制高校サポート校への転学をしていただき、学年を落とさず、進級できるようにします。何故なら、このままにしておくと同級生と同時に高校卒業できなくなり、そういった挫折感が引きこもりから抜けられなくなります。若年者が一度、引きこもると平均、8年、抜け出すの時間がかかるんです。そのためのサポートをする場が当会です」
「来週、急には仕事を休めないので、どうしたらよいでしょうか?」
「あと、数日で高校一年の単位が無くなってしまうと言われているんですよね! 今すぐ、通信制高校などに転学すれば、普通に高校卒業できる可能性があるのに、仕事優先にお考えでしたら、それはご判断ですから、何とも言えません。私だったら、会社に事情を話して、娘の将来のために動きますが」
不登校のリハビリは 通信制高校サポート校 東京都新宿区@新宿エルタワー
〜中略〜
自分の子ともなると”リハビリ”するという事が冷静ではいられなくなるんです。部屋から外に出ることさえ、ままならないのに、一足飛びに新宿山吹高校に移らせたいとなってしまうんです。新宿山吹高校の定時制課程は数年前に、東京大学に合格者を出す程の進学校なんです。
くどいようですが、不登校のリハビリには手順が必要です。
当会は30年以上の経験によるノウハウをお伝えしています。こうした悩みの方、是非、相談下さい!