みなさんこんにちは!高卒支援会スタッフの岡安です。
前回の私のブログでは大学中退に至るまでをお話しましたが、今回は私が利用した大学推薦入試に関して深堀りしていきます!
クリックできる目次
大学推薦入試の種類
推薦入試は、大きくわけて「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の2種類があります。
総合型選抜
学校長からの推薦は基本的に必要なく、高校の成績や小論文・面接などで評価して判断します。
他の推薦入試方式と比べると、各大学のアドミッション・ポリシーに書かれる学生像に当てはまるかが重要視されます。
学校推薦型選抜
こちらは更に大きく分けて「公募制」と「指定校制」にわかれます。
名前の通り、どちらも学校長の推薦が必要です。
1.指定校制
大学側が高校を指定し、そこに在籍している生徒のみが出願できる入試方式です。
募集枠は少ないですが、推薦枠を勝ち取れば合格する確率はかなり高いと言われています。
2.公募制
大学の出願条件を満たし、学校長からの推薦によって出願する入試方式です。
平均費用100万円!?対策塾に通うべき?
志望理由書・小論文・面接といった推薦入試対策をしてくれる塾。
合格までにかかる平均費用は100万円前後とも言われています。
このような対策塾は利用すべきでしょうか?
正直人によりますね。
・自己の魅力や主張を論理的な言葉にして文章や口頭で表現できる
・志望する分野への深い興味と理解がある
簡単に言いうと以上のような特徴があれば、多額のお金を払って対策塾に入塾する必要はないかな...と経験から感じました。
ただし独学で対策するにしても、客観的に意見をくれる人がいる環境は必要です!
私の場合文章力だけは褒められていたので、大半の子は推薦入試対策塾に通うことになるであろう中、高卒支援会のみで対策してもらいました。
高卒支援会にはなんと、面接対策のスペシャリスト 大倉先生もいるので!
推薦入試の試験内容 経験談
私の志望していた東洋大学へは、「自己推薦入試(総合型選抜)」と「学校推薦入試(学校推薦型選抜)」の2つの方法で出願しました。
出願時期がずれていたためです。
自己推薦入試の方は出願に必須な評定などの要件はなく、学校推薦入試の方は評定要件があります。
私は時期が先だった自己推薦入試を利用して合格したのでそちらのお話をしますね!
志望する学科は文学部哲学科で、試験内容は自己推薦書・小論文orディベート・面接。
物事を表現するのは得意とはいえ、ディベートには苦手意識があったため小論文を選択しました。
(学科によっては学科試験や実技、グループディスカッション等があります。)
出願書類 推薦書・自己推薦書に書くこと
書類には資格や検定、ボランティア等の活動歴を記載します。
資格は英検2級しかなく、自己をアピールするものとしては弱いです。
現在の大学受験だと、英検2級って結構持っていて普通というか当たり前なんですよね。
そのかわりに活動歴には書くべきいい経験がありました。
高校生のうちから、高卒支援会でインターン活動をしていたのです。
結果、そのインターンの経験が合格を後押ししたとも思います。
通信制高校だから...とか関係ありません!
そして肝心な自己推薦書!これには時間をかける必要があります。
わりと誇れる表現力を駆使し、文章は練りに練って完成させましたが、期日ギリギリになってしまいました。
遅い時間まで空いている郵便局を探してもらいなんとか速達で郵送!
先延ばし癖のせいで、先生方には非常に迷惑をかけましたね...。
大学のアドミッション・ポリシーやカリキュラムをよく理解し、哲学の学びたい分野を定め、それを専攻している教授も調べてから、大学の求める人物像に沿うように、志望する理由を熱く述べました。
学びたい意欲を自分の過去の経験を元に伝えることが大事です!
私は不登校というマイナスな経験を糧にして学びたいという意志を文章に込めました。
小論文・面接
小論文の対策としては、過去問を解き、第三者にフィードバックをもらうという方法を取りました。
小論文の書き方・文章の構成はネットで調べればのっていますからお金をかけずに取り組めます。
小手調べに、まずは他大学の志望する分野に関係するような小論文の過去問から触りはじめ、最終的には志望する東洋大学の学科の過去問に手を付けました。
私自身はあまり過去問の数はこなしていなかったのですが、定められた時間内に自分の意見を述べられるようにしていく必要があります!
面接対策はスペシャリスト大倉先生に頼みました。
よく聞かれる質問事項は大倉先生のノウハウとしてたくさんあるため、入室方法・受け答え方から質問に答えられるようなコツまで、ビシバシ指導してもらいました。
受験のだけでなく、就職面接にもおすすめです!
実際に在校生や高卒支援会にボランティアできてくれている方の指導も担当し、合格させたことも多々ありますので!
面接当日は事前に提出していた自己推薦書に沿って質問されます。
圧迫面接の可能性もありましたが、私の担当の面接官(教授)は興味を持って述べる意見に耳を傾けてくださいましたので、面接という緊張感も忘れていい意味で「話ができた」と感じました。
最後に
私は大学中退してしまいましたが、この経験は推薦入試に挑む子に伝えていけるものだと思っています。
大学推薦入試を検討中の方、是非参考にしてみてくださいね!