成果をだしていないのに対価を求める子ども

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成果をだしていないのに対価を求める子ども

皆さんこんにちは!高卒支援会の竹村です。

本日は、子どものお小遣いや物品購入についてです。

最近のご相談で多いのが、学校にいくからゲームできるパソコン(子どもがほしい高価なもの)買ってほしいと言われかってしまったというご相談が増えています。

ここで私自身と生徒の事例を先にご紹介しようとおもいます。

 

竹村の学生時代の場合

・中学時代はお小遣い月5000円でお年玉とあわせてその予算でゲームを買いました。携帯電話は普及し始めたので買ってもらいましたが親の連絡がうるさくて
、家において連絡が取れないようにしていました笑

・高校生時代は、欲しい携帯電話があったので本体だけ買ってもらい、月の料金は自分で払いました。アルバイト禁止の学校でしたが、親に内緒で銀行口座を開設しアルバイトや派遣バイトをしました。

ゲーミングパソコンがほしかったので毎月3万円ずつ貯めて3か月でパソコン本体と中古のモニターを探してきて揃えました。

親に頼ったものは、スキー部に入っていたのでその費用と予備校代金が主なものでした。そのほか生活費や交通費など当たり前にかかってしまうものですね。

スキーを始めるときは、初期費用と合宿費がほかの部活よりも高いので、髪形を坊主に近いものにして誠意をみせろといわれましたのでやりました。

スキー道具は、先輩から中古を安く譲り受け、板は顧問にオークションで安く落としてもらいました。スキーウェアは、激安品をショップを探して回りお小遣いとバイト代で購入。本当に必要最低限でなんとかしました。予備校は、友人に誘われ勉強するかといって通わせてもらいましたが、勉強はせず自習室で友人とあそんでいました。未だに文句を言われるのはここの通塾費用ですね。

・大学時代は、学費と交通費だけもらってあとは基本的に自分で出していました。しかし、1回目の大学はほとんど言っていなかったので3年目で退学。

土下座をして詫びました。2回目の大学を受験の際は、受験費用と入学金の振り込み期日を詳細に紙にかいて提出し、いくらかかるので再受験させてくださいとお願いしました。

東洋大学の夜間は学費が安く、1年目の学費は塾講師をしていた分で払いました。2年目からは正直厳しかったのでどうしようか悩んでいたら父が1年目の成績をみて2年目からは学費を負担してくれました。(母には内緒でしたが)

 

当会の生徒の事例①

現在高校3年生F君は、中学生のときの誕生日に約30~50万の自転車を買ってもらいました。当初は、自転車のクラブに入っており、練習でも使うし支援会の通学にも使うからという約束をしていました。

しかし、その自転車が使われることはほとんどなく登校も中学生時代ではほぼしていません。
それ以降は、金銭のやり取りは当会に相談してもらいながらお小遣いもカットしました。

高校生になり、アルバイトを始めてしっかり貯金を始めました。高級志向なのでいい時計とがんばって働いて買ったりと金銭感覚がみにつきました。

 

当会卒業生の事例②

現在公務員のY君、高校生の時にアルバイトをしていましたがお母さんがすべて通帳を握っており現金を引き出すことはできませんでした。

携帯電話も、契約してもらえず公共のフリーWi-Fiを利用して生活していました。流石に、自分で稼いだお金は自由につかわせてあげてもいいんじゃないですか?と提案したところ、貯金がなくなってしまい

ご両親が激怒。私も信用していたため一緒に謝りました。高校2年生からは、お母さんの口座に毎月積み立てをしてお金を管理しながらやりくりをしました。高校3年生からは、積み立てのお金を利用し公務員の予備校代金を自分で払い合格。合格後はお祝い金として予備校代と引っ越し代金をもらっていました。今でも、公務員の積み立てをしっかり加入して貯金を頑張っています。

 

 

成果を出さなければ払う必要はない

私の経験のお話になりますが、インターネットが少しずつ普及してきた中でも自分で調べてなんとかやりくりできていました。

今は、スタディーサプリのような安価な勉強ツールもありますし仕事もパソコンをつかったものもあるので高校生でもクリエイター業もできます。

また、高校生であれば計画的に貯金すれば高額なものを買えますよ。何の努力もせずに好きなものが手に入るというのがおかしいのです。

 

子どものやるから〇〇して!は絶対に信用しないでください。

物品は、その子が何かしらアクションを起こしてからにしましょう。高額なものは当会など第三者を通してください。

塾や習い事も1度落ち着いて考えてください。一人で努力できることもたくさんありますよ。それの努力をみてから判断してもいいんじゃないですか?

口約束は絶対信用しないでくださいね。

 

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