みなさんこんにちは!スタッフの根本です。
本日は不登校でお悩みの方向けに一人暮らしは効果的かどうかについてお話をしていきたいと思います。
まず結論から言うと効果的な子もいれば効果がない子もいるということです。
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一人暮らしの最大の効果は自立できるようにすること
なんといっても一人暮らしの最大効果は自立するためです。
一人で朝起きて家を出る、洗濯、掃除、料理など一人でやらないといけません。
これにはエネルギーが必要ですが、不登校真っ最中の子どもたちの場合エネルギーが有り余っていて、発散する場所がない子やエネルギーの発散場所がなくモヤモヤしているという子もいます。
そういった子たちには、一人暮らしを経験して大変な毎日を送ることで不登校から立ち直ることも。
そうすることで一人で物事が出来るようになり自立に繋がる効果が期待できます。
引きこもってしまう恐れも
一方で、不登校を経験している子の半数は家に閉じこもることが好きな子もいます。なるべく部屋にいたい、外に出たくない。
そういった子たちの一人暮らしは注意が必要です。
多くの場合、一人暮らしの家の鍵を閉め切って入れないようにする、連絡が取れないといった問題が起こることも・・・。
一人暮らしが出来るかどうかの判断は事前にしよう
実際に一人暮らしができるかどうかはやってみないと分からない部分もあります。
しかし、一人暮らしをやってみて、ダメですぐに解約!と簡単に出来るほど簡単なものではありません。一人暮らしには手続きや費用もかかりますし、
連絡が取れず行方不明!部屋で倒れている!なんてことになると大変です。
そうならないためには、事前に出来るかどうかある程度の判断をするためにあることにトライすることをオススメします。
まずは1か月やってみよう
それでは一人暮らしを始める前に何から始めるか、まずは中期的な一人暮らしをしてみることです。
大体1か月くらいがオススメで、マンスリーマンションなどで過ごして見ると良いです。その際に部屋が荒れていたり、
家からから出ない日があるようであれば一人暮らしを続けられる確率が大きく下がります。
高校生くらいの一人暮らしのハードルは非常に高く、自分でコントロールして生活を続けていくことが非常に難しいです。
更には不登校を経験している場合、冒頭にも述べたように引きこもりがちになる場合が多く、2~3か月で部屋が荒れているということになり得ます。
なので、最初の1か月で一人暮らしが向いているかどうか、現状のお子さんが一人暮らしをできる段階かがある程度判断できます。
アルバイトをしよう
当会では一人暮らしをする場合のルールとしてアルバイトを必ずやってもらいます。
理由としては、なるべく家にいない時間を作るため、社会経験を積むため、働くことの大切さを実感してもらうため、働くことの楽しさを実感してもらうため、お金を稼ぐ大変さを知ってもらうためなどがあります。
特に、一人暮らしの場合、お金もかかりますが、全て親が負担してしまうと一人暮らしをすることの大変さを本人が理解するのが難しいので、
生活費などは基本的に自分で稼いで生活するということをしてもらっています。
なので、アルバイトをしないようであれば一人暮らしオススメしません。
当会の経験上、一人暮らしが続いている子は全員アルバイトを続けており、失敗してしまう子はアルバイトをやらない、もしくは辞める子が多いです。
現在一人暮らしを1年以上続けている高校3年生のH君(H君の学生寮生活ブログ:元不登校による学生寮生活 自炊日記)や同じく高校3年生の伊藤君はアルバイトを続けています。
アルバイトを続けていく中で、辛くなり辞めたいと相談を受けますが、基本的に説得して続けてもらっています。続けることが何よりも大切です。
一人暮らし希望している方はご相談を
当会では一人暮らしをして自立する子たちをサポートしております。
不登校を経験しており、一人暮らしをしたい!という場合は、すぐに決めず一旦お試しをしたり、ルールを決めましょう!
一人暮らしについてのご相談お待ちしております!