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コロナの影響で不登校の発見が遅れている
2年前まで高校生の不登校の相談のピークは5月のGW明けと9月の夏休み明けでした。高校生の場合進級の問題があるため欠席日数が増えてしまうと物理的に学校を辞めるもしくは留年か転学という選択肢を迫られるため9月が終わる頃には不登校の高校生は進路先を決めている状況でした。
10月~12月にかけての高校生の不登校の相談者は一旦落ち着き、今度は中学生の相談者の数が増えていきます。
しかし、昨年度よりコロナの影響で数多くの学校が閉室、もしくはリモート授業を導入しました。
本来であれば5月、9月に学校側から肩たたきにあうはずの子どもたちは登校しなくても学校側もあまり問題視していないことで不登校が長期化したまま学校に所属している状況になっています。
昨年度と今年度の9月~10月の高校生の相談者の割合は此方です。
2020年度相談者 高校1年6名高校2年生2名
2021年度相談者 高校1年11名高校2年生4名
相談者の数を見ると約2倍の数の相談者がいます。
そして相談に来る保護者は口を揃えて言うことがあります。
「夏休み前くらいから体の調子が悪いと言っていたが、コロナの影響でリモートだったのであまり問題が浮き彫りになりませんでした。
リモートは出れていたのですが、11月からフル授業になり学校には行けていません。」
・元々ゲームが好きで、オンラインゲームをしていたら昼夜逆転。
・リモートのせいで友人が出来ない。
・登校しない代わりに宿題が多く勉強についていけなかった。
大まかにこういったことが原因で挙げられます。
うちの子も同じだ・・・と思った保護者もいるのではないでしょうか。
10月~11月の相談の問題点として、コロナの影響で登校できなかったので登校は加味して進級させます。
と校長判断で本来進級出来ない状況でも進級させてくれる学校も多いそうです。
「進級させてくれるなら安心だ。」と思っている方は注意してください。
長期で登校できていないという問題と勉強の遅れという問題は解決していないので、この2つの問題を解決しないと2年生に進級してもすぐに欠席オーバーもしくは単位取得が困難になる可能性が高いです。
なので問題解決にために遅くても12月までには方向性と目標を決めないといけません。
「不登校について相談するのは恥ずかしい・・・」と思っている保護者の方、今は不登校が当たり前になってきている世の中です。問題をそのままにせず子どもの不登校問題解決を一緒に手伝ってあげてください。
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