新宿山吹高校受験、志願者の皆さん NPO法人高卒支援会の杉浦です。
昨日は女子中学生2人が山吹への志願申告書を一緒に仕上げていました
「ああ! 単位制とか無学制について、書かなきゃダメだよね」
「その通りだよ! 単位制、無学年制を押さえればほぼ、受かるからね! 単位制って、わかる?」
「単位を積み上げれば、卒業できることでしょ」
「何か、本当にわかっているのかなぁ?! まず、3年間で74単位以上で卒業できること。普通の高校は数学1、5単位を落とすと、翌年、全てやり直さなければならないが、山吹は留年ではなく、その5単位だけ、翌年以降、修得すれば、いいんだよ」
「なるほど、わかりました。」
「はい、次は無学年制はどうだい?」
「学年がバラバラってことでしょ」
「具体的には?」
「…….」
「ここ、高卒支援会を見てみなよ、一つの教室に君たちのような中3も居れば、高3の○○君もいるでしょ、この状態を無学年制って言うんだよ、一般社会ではこれが当たり前なんだよ。例えば、どこかの会社。会長、社長さんは70、80歳、部課長が40歳、50歳代、新卒の社員が18歳、二十歳代など、様々でしょ。普通の高校の常識は一般社会の非常識であり、山吹や当会は常識という事も言えなくないね!」
「なるほど、わかりました。どうやってまとめたらいいだろう!?」
「僕の言葉でまとめたらダメだよ、君たちの言葉でまとめないと、面接の時など、出てこないから、頑張ってまとめて!」
同じ、教室には山吹二年次以上で、18歳の女子が次年度の履修で悩んでいるようでした。
「よう! いつになく、真剣にやっているじゃん」
「いつも真剣ですよ!!」
「ホントかよ、○○チャン、じゃ、聞くけど、高校一年の時、どれだけ単位、取れたっけ?」
「39単位です 凄いですよ! 」
「それは凄いねぇ〜 おまえ、良く取れたね」
「私立だから、色々とおまけしてくれたんです」
「なんだ、やはり。で、うちに来て、山吹二年次、受かって、取れた単位は」
「14単位かな」
「最初、どれだけ、申請したんだ」
「30単位」
「半分以下!!」
「じゃ、来年の3月卒業できないじゃん」
「もう、そんな、いじめないで下さい! 卒業し、良い大学行って、金持ちと結婚するのが夢なんですから」
「わかったよ、じゃ、午前中とか、キチンと当会に通って、生活習慣を整えて、頑張ろうね」
〜中略〜
18歳の子はまだまだ、ちゃらんぽらんです。この後も、将来の目標を決めないから、これだけ、回り道してきたことを冗談を交えながら、話しました。
前回、講演会@新宿エルタワーで学生インターンから
「不登校・高校中退の立ち直り」について話してもらってます
お父さん、お母さん、参考になります。是非、ご試聴ください