ゆたぼんが目指す「高卒認定試験」とは 高卒認定試験の特徴について

当会在校生の高橋君が全国フリースクールガイドに鹿島学園高等学校の代表で掲載されました!

不登校youtuberが高卒認定試験を挑戦するニュースについて

不登校学生ユーチューバーの“青年革命家”ゆたぼんが自身のSNSを更新し、今後の進路について発表しました。

ゆたぼんは自らのyoutubeチャンネルにて「【ご報告】これからの進路について」と題した動画をアップ。

高校受験が不合格だったことについて「自分がしっかり結果を出せなかったことがすごくショックだった」と改めて振り返り、 「結果は結果なんで受け入れるしかない」とし、「今後もYouTube、ボクシングを続けていきながら、高卒認定試験を受けようと思います」と報告をしました。

高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)

高卒認定試験とは正式名称が高等学校卒業程度認定試験です。

元々は大学入学試験検定という名称で大検と言われていました。

現在は名称が変わり高卒認定試験や高卒認定と省略されることが多いです。

高卒認定試験は、8月と11月の年2回あり9科目合格することで高校卒業同等程度の資格を得ることができます。

何故不登校の選択肢で高卒認定試験があるのか

不登校のご相談に中には高卒認定試験を取る選択肢を選ぶ方もいらっしゃいます。

主に本人がその選択肢を選ぶことが多いです。それは何故か、その殆どは以下の理由です。

①学校に行きたくないから

一番多いのがこの理由です。学校が行くのが嫌で不登校になったため高校に通うことが出来ないためこの選択肢を選ぶ子が多いです。

②病気などの理由

病気などの理由で病院から出られないというような理由でピンポイントの試験日だけ出て試験を受けるためです。

③成人以上のため

成人以上の場合は、この理由が一番多いです。20歳から高校に行くと最短でも3年でもかかるため、卒業が23歳とその後、就職や進学する時期が遅くなってしまうため高卒認定を受けます。

④金銭的な事情のため

金銭的な事情で高卒認定試験を受けるという場合もあります。独学で勉強して高卒認定試験を受けるといった子も過去にはいます。

⑤やりたいことややることが明確にある人

高校に通わずにやりたいことや、やることが明確にある人などは、そういったことに時間を割く必要があるため、高校に通う時間が物理的にないということが挙げられます。

高卒認定試験を受ける人はどういった人が多いのか

高卒認定試験を受けた方が良い人は高校卒業をしておらず、高校卒業する18歳以上の年齢の方、そして進学を希望する方です。

高校は卒業していないが、進学をしたい。しかし、今から高校に入ると3年かかるので20歳を超えてしまう。

そういった場合に高校卒業同等程度の資格を取れる高卒認定試験を受けるというのが最もメジャーです。

高卒認定試験のはメリットばかりではない

高卒認定試験はあくまで高校卒業同等程度の資格なので、高校卒業資格ではありません。

そのため、高卒認定資格を取って就職しても最終学歴が中学卒業となってしまいます。

そのため、高卒認定試験を受ける方は、進学前提で取得しましょう。

また、仮に大学に進学し卒業したとしても、履歴書上は高卒認定試験で高校卒業資格を取っているので、企業によっては弾かれるところもあります。

そのため、可能な限りは高校卒業を目指しましょう。一方で年齢が18歳以上であれば高卒認定試験で高校卒業同等程度の卒業資格を取り、進学するのがお勧めです。

試験の難易度は?

高卒認定試験の合格率は40~50%程度で、しっかりと対策をすれば合格は十分にできます。

また、9教科中6教科だけ合格した場合は、次回の試験で合格した科目が免除になります。

しかし、今年度より高卒認定試験の試験科目及び試験範囲が変わります。

そのため、試験のレベルが上がるのではないか?とも噂されており高卒認定試験の難易度が上がる可能性があります。

不登校の高校卒業についてのご相談承っております。

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