こんにちは!スタッフの西薗です!
なぜかわかりませんが、僕が新宿に行くと、必ずと言っていいほど曇りか雨なので悲しいです。暗い天気に飲まれないように今日も元気に生きたいと思います、、、、、
さて、今回は、チャレンジスクールの話をせず、珍しく僕自身の最近悩んでいることについて書いていきたいと思います。
その悩みは数年前のある学会の際に、突然やってきました。
1人の発表者(いわゆる学校教員)が自分のクラスの説明をこう言っていました。
「私のクラスは落ち着きも学力もあり、いい子たちが集まっています」
なぜかその発言を聞いたとき、頭の中で『?』が出来ました。
「落ち着きがあるのがいい子なのか?」「頭がいいのがいい子なのか?」
自慢ではありませんが、僕自身、ある程度レベルの高い高校を卒業していましたし、そのクラスは授業中とても静かでしたが、とてもじゃないですが、いい子とはいい難かったです。(本当に生意気なクソガキでした)
なので、その発言が僕にとって、とても違和感のある発言として残りました。
そこから数か月後、尊敬する教師や先輩にこのことを話すと、意外なことをおっしゃってくださいました。
「進学校の生徒は、表の面を覚えてしまっているから、裏の面が見えなくなる。だから、実際の子どもたちの姿を理解するのはかなり難しい。逆に困難校の生徒は、仲良くなると深い信頼関係が気づきやすく、素直で芯が太い子が多かった。」
この発言が、僕の今までの悩みの解決に道しるべを与えてくれました。
現在、当会や定時制学校など様々な生徒たちと触れ合っていく中で「いい子とはどんな子だろうか」を考え続けています。
そして、尊敬する先生がおっしゃていたことが、少しづつわかってきた気がします。
僕の中でのいい子は、当会にいる生徒の多くが当てはまると思います。
お互いの個性を尊重し合い、なんの抵抗もなく人と接することができる子たちです。
そこには、成績がいいだとか、穏やかだとか、そんなことは関係ないのです。
学校現場では、そういった理解が出来てない場合が多いです。
勉強ができる=いい子
という、非常に浅はかな考えを持った方が、残念ながら今でもいます。
自分自身がそうならないように、または自分の周りの人が、そんな考えを持たないように、僕自身、「いい子とはどんな子か」を考え続けたいと思います。
少し、過激発言や批判的な発言も含みましたが、本当にこのことは、今の僕の原動力であるため、伝えたいなと思いました。