高卒支援会コラム

30年以上の付き合い その後

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


フリースクール・通信制高校サポート校@東京都千代田区(水道橋)、新宿区(新宿エルタワー)、豊島区(池袋)、神奈川県 横浜市(横浜)運営  264000円 /年 オンラインコース受付中
NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。当会、フリースクール・通信制高校サポート校の様子がリアルにわかります。5月保護者会 ぶっちゃけ座談会
PTA会長5月PTA便り
学生インターンより 読売新聞記事掲載
高校転学・編入学間に合った。小柴君の

不登校・高校中退・引きこもりでお悩みの方、世田谷区要保護児童支援協議会、渋谷区フォロースタッフ~子どもの心サポート事業登録

30年以上の付き合い その後

電話、LINE 相談があって、1週間経ち、こちらから

「その後、どうした?」

「学校からはこのまま、来ないなら、6月の中旬で他を決めてくださいって、言われました、突然申し訳ございませんが、先生、来週、面談できますか?」

「いいよ。火曜日だったら、水道橋校にいるから、来てよ」

面談時はスタッフには伝えました。30年前の君らの先輩が来るから、挨拶するようにと
当日はN君、高校1年の本人、東京で大学生活をしている、長男が来ました。

「チョット、挨拶に長男も連れてきました」

「初めまして、お父さんが大学2年の時、塾のアルバイトをしに来てから、ズッと、親しくしているんだ。君らの事はお父さんから聞いているよ。随分、好青年だなぁ。彼は目黒の学生寮にいるらしいから、当会の学生インターン、誘ってみて」等とスタッフに伝え、一通り、挨拶が終わり。

次男、高校1年の本人に目をやると、普通でした。普通? 会えばわかるのです。コイツは普通だ、不登校、引きこもりではなく、環境を変えれば、何とかなる子だと。

「で、お父さんから、君の事情は聞いているよ。今の学校、何が嫌で、行きたくないんだ?!」

チョット、話しにくそうな雰囲気でした。

「話しにくいだろうけど、何が嫌なのか、わからなければ、次、行くところを提案できないじゃん」

本人「今の学校は7:30までに登校なんです。 そこから、ズッと、18:30まで、勉強なんです。思っていた以上にハードでついていけません」

「そんなに早くから登校して、勉強なんだ、大変だなぁ」

本人「入る前から勉強漬けって、わかっていたんですけど」

「で、そこの学校辞めて、どういったところに行きたいの?」

「あんまり、通わない、通信制高校とかですかねぇ」

「それだと、N校なんかはネットだけで勉強するからいいとは思うけど、今の学校が勉強漬けで厳しいから、真逆のことを言っているみたいだけど、N校って、合うコは限られているんだよ。根っからの不登校の子、もしくは引きこもり傾向が強い子なんだ。君さぁ、去年の一斉休校の時、学校が休みでどう思った?」

本人 「さすがに、学校行きたいと思いました」

「そうだろ、普通の子はそうなんだよ。ところが、不登校・引きこもり傾向の子は”やっと、僕らの時代が来た”って、言って、逆に、元気になる子も居たよ。君はそうじゃないだろう!?」

「Nちゃん、やはり、電話で君に言ったとおりだよ。彼は君の様に、そこそこ、頭が良いんだ。だから、朝から晩まで、勉強、勉強と強いるのは彼にとっては教育虐待に近いんだ。その反動で通わなくてもいいような、通信制を選ぼうとしている。一番適したところは 極々普通の県立の中堅校だよね。トップ校にも行けるだろうけど、余裕を持って、伸び伸びやると、東大も夢じゃないよね。」

N君「いやぁ、東大はチョットどうかとおもいますが、、」

「君の子だからなぁ! 彼の転学先は理想は県立高校。知っての通り、制度上無理だよね。東京都立だったら、学期毎に転編入学があるから、その試験を受けるのもいいだろうね。それ以外の選択肢は通信制高校サポート校だろうね。オススメは毎日、通えるところがいいな。さっきも言ったけど、彼、不登校じゃないから、いくら、頭が良くたって、人とかかわらずに勉強だけやっているところは 見ての通り、合わないよね。通信制高校はブランドで選んじゃダメだよ。ポイントはサポート校の経営者だよ。毎日、通う、サポート校がどのような子を育てたいのか等をチェックしないと地方に行けば行くほど、いい加減な奴もいるから。君の住んでいるところに知り合いがいないので、推薦もできないので、見学などして、決めるしかないよ。チョット、6月中旬まで間がないけど、また、相談にのるから、候補さがしてみて」

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