高卒支援会コラム

遺言

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


保護者、読者、高卒支援会のステークホルダー皆様

おはようございます。NPO法人高卒支援会 会長の杉浦孝宣です。私事ですが、3/7日から股関節置き換え手術のため、入院します。
翌、3/8日 手術日となりますので、一週間くらい休みます。 ブログ楽しみにしている人、申し訳ありません。私は書きためる事ができないのです。

年間、400件近くやっている、先生が執刀されますから、命に関わる事では無さそうですが、手術同意書をサインしていると、麻酔は100万人に1人位、
帰ってこない人もいますなどと書いてあると、やっぱ、全身麻酔の手術って、危険なんだなぁと、不安になってきます。

遺言

誰でも、死ぬときは来ます。組織を運営している以上、トップが死ぬという事も想定して、事業計画を立てておかないと、ステークホルダーの皆様に迷惑をかける事になります。
幸い、私が今、死んでも 後継者 竹村はじめ、スタッフ、学生インターンが頑張っています。また、保護者も協力してくれていますから、大丈夫だと思います。

どこぞの組織、会社、学校のように 80になっても、90になっても 経営トップに居座っているのを見聞すると、先が無いなぁと思うのです。私は26歳くらいからトップでした。
会社経営は20〜30歳でトップになると、大企業になる可能性が高いと思います。特にSDGSという考え方が注目され、そこから、脱炭素と時代が大きく変わる時は若者に任せた方が
うまくいくと思います。

今日はスタッフへの遺言を書きます。

① 今年、高卒支援会は認定npoを6月に申請します。一言、必ず申請しろ、また、取るまで諦めるな

② 取得後,10年後は日本一、寄付を集める団体となれ。日本一となるためには 当会のミッション ”子ども達が規則正しい生活をし自信を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します”という教育理念で不登校・高校中退等を克服して、
8050引きこもり問題を予防していくともっと、もっと、多くの人に伝えろ。

当会は36年前より、国や自治体がやってこなかった事をズッとやってきました・
当初は 中卒浪人の救済でした。中学を卒業時、高校進学したくても、高校進学できない子を1年かけて、高校再受験のサポートしていたのです。 今も昔も 高校卒業は最初の社会保障です。ハローワーク行けば、歴然としていますよ。
多くの中卒浪人が出たとき、誰も 彼らを助けようとしなかったのです。 統計をみると、15歳から64歳の引きこもりは100万人。 30年以上引きこもっている方も5万人いるわけですから。

こうした、若者を社会に貢献できる人材に育てないとどうなるのか? 生活保護受給者となっている可能性が高いのです。

若者をキチンと教育することが未来への投資に繋がる事を説明すれば、日本一、寄付を集める団体となるはずだ。

③人生をなめている、在籍生、学生インターン生を本気にさせろ

在籍生は中高一貫校出身者が多い。 いわゆる、ジ頭が良いという子達です。経験上、彼らは規則正しい生活をすると、学力は自然に伸び、自信を回復する子がほとんどです。勉強だけしていれば、いいということではなく、学校を卒業したら、働く、また、親元から独立するという気持ちを持たせることが必要だと思う。 

それが自律だ。自律を促す、イベント、行事は続けろ。 もちろん、コロナでできなかったことはワクチン後に復活させろ。座学だけでは生きる、智恵は身に付かないから。

以上、3点、スタッフには頑張ってもらいたい、保護者、読者、ステークホルダーの皆様に遺言を公開することにより、実行してもらうように、証人となって欲しい。

大げさかもしれないが、遺言を書きました。 手術成功したら、もちろん、これ、守らせますから。 心配ご無用です。

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