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【2026年3月〜5月相談実績】相談件数は54件|不登校・高校転校・進路相談から見える現場の変化

こんにちは。

認定NPO法人高卒支援会の杉浦孝宣です。

高卒支援会では、不登校、高校中退、高校転校、通信制高校への進学、引きこもりなどの相談を日々お受けしています。

2026年3月から5月までの相談実績を集計したところ、現在の教育現場や家庭が抱える課題が見えてきました。

今回は、その概要をご報告いたします。

相談件数は3か月で54件

2026年3月〜5月の相談件数は以下の通りです。

相談件数
3月14件
4月16件
5月24件

合計54件

5月は24件となり、3月と比較すると大きく増加しました。

新学期が始まり、ゴールデンウィーク明けから学校に行けなくなるケースや、進級・進路への不安が表面化するケースが増えていることを感じます。

地域別集計では62件

地域別の集計は以下の通りです。

地域3月4月5月
東京141919
神奈川001
埼玉111
千葉000
その他地域100
不明023

合計62件

東京都からの相談が中心ですが、オンライン面談の普及により、全国から相談が寄せられています。

相談内容の変化

3月は、

  • 通信制高校への進学
  • 高校進級
  • 高校転校

といった進路相談が中心でした。

しかし4月以降になると、

  • アウトリーチ支援
  • フリースクール活用
  • 長期不登校
  • 引きこもり傾向
  • 昼夜逆転
  • 親子関係の悪化

など、より深刻なケースが増加しています。

特に最近は、

「どこの学校に進学するか」

という相談よりも、

「どうすれば再び外へ出られるようになるか」

「どうすれば学び直しを始められるか」

という相談が目立っています。


入会件数と面談件数

入会件数は以下の通りです。

入会件数
3月3件
4月2件
5月1件

一方で、面談件数は増加しています。

面談件数
3月11件
4月16件
5月19件

相談件数や面談件数は増加している一方、入会件数は減少しています。

これは、保護者の皆さまが慎重に情報収集を行いながら、お子さんにとって最適な選択肢を探していることの表れとも言えるでしょう。


不登校は学校だけの問題ではない

40年以上にわたり不登校や高校中退の相談を受けてきて感じるのは、

不登校は単なる学校の問題ではないということです。

学力だけではありません。

生活リズム

家庭環境

自己肯定感

人間関係

進路不安

将来への見通し

これらが複雑に絡み合っています。

そのため、高卒支援会では単純な復学支援だけではなく、

  • 通信制高校への転校支援
  • 都立転編入対策
  • フリースクール活用
  • 学び直し支援
  • 学生インターンとの交流
  • アウトリーチ支援

など、一人ひとりの状況に応じた支援を行っています。


学校復帰だけがゴールではない

私たちはこれまで、

不登校から大学へ進学した生徒、

通信制高校から公務員になった生徒、

高校中退から社会人として活躍している若者たちを数多く見てきました。

共通しているのは、

「元の学校へ戻れたか」

ではなく、

「その後の人生をどう歩めたか」

です。

進学することも大切です。

高校を卒業することも大切です。

しかし、本当に大切なのは、その先にある人生です。


まとめ

2026年春の相談実績から見えてきたのは、不登校や引きこもりの問題がますます多様化している現実でした。

学校に戻ることだけが解決ではありません。

通信制高校への転校や学び直し、進学や就職など、一人ひとりに合った再スタートの形があります。

認定NPO法人高卒支援会では、今後も不登校や高校中退で悩むご家庭に寄り添いながら、子どもたちの未来づくりを支援してまいります。

認定NPO法人高卒支援会

創業者 杉浦孝宣