みなさん、こんにちは。スタッフの根本です。
本日は、私たちが実際に足を踏み入れている「訪問支援(アウトリーチ)」の現場から、中高生の引きこもりの本当の姿についてお伝えします。
「引きこもり」への誤解
皆さんは「引きこもり」と聞いて、どんなイメージを浮かべますか?
- ずっと部屋に閉じこもっている
- 昼夜逆転してゲームばかりしている
- 家族とも全く話さない
- これが半年以上続いている……
厚生労働省のガイドラインでも「6ヶ月以上」という基準がありますが、現場にいる私たちの実感は少し違います。実は、「期間の長さ」と「深刻さ」は必ずしも比例しません。
「不登校2ヶ月」の高校生。扉の向こうにあった衝撃。
こちらの写真をご覧ください。私が実際に訪問した、不登校になってわずか2ヶ月の高校1年生の部屋です。

驚かれるかもしれませんが、この青いクッションのような塊の中に、本人がうずくまっています。
親御さんは、本人の姿こそ見ていませんでしたが「親がいない間に冷蔵庫のものを食べているから、そこまでひどくないだろう」と少し楽観的に考えていらっしゃいました。
しかし、実際の部屋の入口には、タンスなどで三重のバリケードが築かれていたのです。誰も中に入れず、誰も中の様子を知ることができない。バリケードを撤去して初めて、親御さんも「ここまで深刻だったのか」と愕然とされました。
期間ではなく「状態」で判断してほしい
不登校になってから半年経っていなくても、あっという間に引きこもり状態へ加速するケースは誰にでも起こり得ます。
私たちが考える、引きこもりへの「危険サイン」は以下の通りです。
- 親を含め、人とのコミュニケーションを極端に怖がる
- 「外に出ること」自体に恐怖を感じている
- 部屋に物を置くなどして、物理的に人を拒絶し始めた
これらに当てはまる場合、期間に関わらず、すでに引きこもりの一歩を踏み出している可能性があります。
ひとりで抱え込まず、プロの目を入れてください
「まだ数ヶ月だから」「そのうち自分で出てくるはず」 そう思いたい気持ちはよく分かります。しかし、バリケードの中の孤独は、時間が経つほど深まってしまいます。
高卒支援会では、今回ご紹介したような現場に直接伺い、扉の向こうにいるお子さまと繋がるお手伝いをしています。
「うちの子、もしかして……」と少しでも不安を感じたら、まずは私たちにご相談ください。その一歩が、バリケードを解く鍵になります。
まずは個別相談で、今の不安を言葉にしてみませんか?
- TEL: 03-5937-0513
- メール: info@kousotsu.jp
【5/24開催】不登校・引きこもり個別相談会のお知らせ
まずは保護者様だけで構いません。今の不安な胸の内を、私たちに聞かせていただけませんか?
下記の通り、個別相談会を開催いたします。
- 日時: 5月24日(日)12:00〜17:00(1時間ごとの個別相談)
- 会場: LEC東京リーガルマインド 水道橋本校
- 詳細: ビラをご確認ください
「何から話せばいいか分からない」という状態でも大丈夫です。 一歩踏み出すことは勇気がいりますが、その一歩が、お子さまの未来を変えるきっかけになります。



