「子どもが学校でタバコを吸っているのが見つかり、退学を迫られている」 「喫煙が理由で自主退学を促されたが、この先どうすればいいのか分からない」
今、このブログを読まれている親御様は、突然の出来事に頭が真っ白になり、深いショックと今後の不安で押しつぶされそうな気持ちでいらっしゃるのではないでしょうか。
高校生の喫煙は法律で禁止されており、学校の規律に反する行為であることは事実です。しかし、「一度の過ちで、これからの子どもの未来や高校卒業のチャンスまで全て奪われていい理由」にはなりません。
今回は、高校でタバコによる退学処分(または自主退学の勧告)を受けた、あるいは受けそうな状況から、どのようにして高校卒業や次の進路(大学進学など)を目指していけるのか、具体的な解決策を解説します。
1. 高校での喫煙発覚から「退学」までの一般的な流れ
多くの高校(特に全日制の都立高校や私立高校)では、生徒の喫煙が発覚した場合、以下のような段階的な指導が行われます。
- 事実確認と家庭連絡: 本人への聞き取りと、保護者への呼び出し
- 特別指導(自宅謹慎): 数日から1〜2週間程度、自宅での反省文作成など
- 退学勧告(または懲戒退学): 複数回の再犯、あるいは学校の教育方針や状況により、学校側から「自主退学(転学)」を促される、もしくは退学処分となる。
特に私立高校や、生活指導の厳しい公立高校では、初犯であっても一発で「退学勧告(実質的な退学の要求)」が出されるケースが少なくありません。
2. 学校から「自主退学」を勧められたら、どうすべき?
学校から「このままだと退学処分になります。その前に自主退学(または他校への転学)の手続きをしてください」と言われた場合、焦ってすぐに退学届を出してしまうのは少し待ってください。
重要なのは、「退学」ではなく「転学(転校)」の手続きが取れないか、学校側と交渉することです。
- 「退学」してしまうと: 一度高校を辞めて「中卒」の扱いになり、他校に移る際は「編入学(時期が限られることが多い)」という形になります。
- 「転学」の形で進められれば: 在籍期間を切らすことなく、スムーズに次の高校へ籍を移せるため、同級生と同じタイミングでの卒業を目指しやすくなります。
まずは学校側の処分方針を確認し、次の受け皿(転学先)を探す猶予をもらえるよう、誠意を持って学校と話し合うことが大切です。
3. ここから高校卒業・大学進学を目指すための選択肢
タバコが原因で今の高校にいられなくなったとしても、学び直せる環境はたくさんあります。実際に、当会にも同様の理由で相談に来られ、見事に高校卒業や大学合格を果たした生徒が数多くいます。
① 都立高校への転学
東京都には、都立高校や定時制高校があり、時期に応じて転学・編学試験が実施されています。しっかり試験対策をして臨めば、再び高校生活をスタートできます。
② 通信制高校+サポート校の活用
「全日制の厳しい規則や縛りが合わなかった」「生活リズムが崩れてしまった」という場合、通信制高校への転学が非常に有効な選択肢になります。髪型や服装などの校則が自由な学校も多く、自分のペースでレポート提出やスクーリングをこなしながら、確実に高校卒業資格を取得できます。
4. 大切なのは「これからどうするか」。親御様だけで抱え込まないでください
子どもがタバコに手を出してしまった背景には、友人関係のストレス、勉強へのプレッシャー、あるいは「ちょっとした好奇心」など、様々な理由があります。
親御様としては、子どもを厳しく責めてしまったり、逆に「自分の育て方が悪かったのか」と自分を責めてしまったりしがちです。しかし、起きてしまった事実を後戻りさせることはできません。今一番大切なのは、「ここからどうやって子どもの進路を立て直すか」という未来の話です。
学校との話し合いの進め方、お子様への接し方、そして次に進むべき具体的な高校選びまで、一人で悩む必要はありません。
不登校や高校中退、生活指導上の課題を抱える生徒たちの再スタートを長年支援してきた「高卒支援会」では、これまでの豊富な経験をもとに、お子様とご家族に寄り添った最適なサポートをご提案いたします。
まずは一度、お気軽にご相談ください。未来をあきらめず、一緒に次の第一歩を踏み出しましょう


