不登校親が自分を責めるのをやめられない理由と、今日から気持ちが少し楽になるために知っておいてほしいこと

世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)
千代田区フリースクール協議会練馬区フリースクール連携会議を務めております、
LEC東京リーガルマインドNTTesportsと連携し、不登校・ひきこもり支援に取り組む
認定NPO法人高卒支援会」です。フリースクール通信制高校を運営しています。

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本日は、

不登校親が自分を責めるのをやめられない理由と、今日から気持ちが少し楽になるために知っておいてほしいこと
というテーマでお話ししたいと思います。
その前に、いくつかのお知らせをさせてください。

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「わたしの育て方が悪かったのか」——お子様が不登校になったとき、親が自分を責めるのをやめられない理由と、今日から気持ちが少し楽になるために知っておいてほしいこと

こんにちは、理事長の竹村です!

「子どもが不登校になったのは、わたしの育て方が悪かったから。そう思って毎晩眠れなくて」

「仕事が忙しくて、もっとそばにいてあげれば良かった。後悔ばかりが頭をぐるぐるして」

「夫婦喧嘩が多かった時期があったから、あれが原因なんじゃないかと」

相談にいらっしゃる保護者様から、こういった言葉を本当によく聞きます。子どもの不登校を、「自分のせい」だと思い、毎日自分を責め続けている親御さんが、とても多いのです。

そして多くの場合、その「罪悪感」がお子様の回復を遅らせてしまっているのを、私たちは現場で何度も見てきました。

今日は、その理由と、今夜から気持ちを少し楽にするためのヒントをお伝えします。


まず、はっきりとお伝えしたいことがあります

不登校は、「親の育て方の失敗」ではありません。

5000人以上の子どもたちと向き合ってきた私の経験から、断言できます。

不登校になるお子様の家庭に「悪い親」はいません。それどころか、こうして動いてくださっている、子どものことを真剣に考えている親御さんばかりです。

不登校の背景には、脳神経の発達特性、身体疾患(起立性調節障害など)、学校環境とのミスマッチ、友人関係のストレス——そういった、親御さんの「育て方」では左右しようがない要因が複雑に絡み合っています。


それでも親が「自分のせい」と思ってしまう、3つの理由

「育て方のせいではない」とわかっていても、自分を責めることをやめられない。それはなぜでしょうか。現場で多く見てきた理由を3つお伝えします。

理由① 「原因がわからない」から、自分に向かってしまう

子どもに聞いても「わからない」、先生に聞いても「様子を見ましょう」。これといった原因が見えないとき、人は答えを「自分の中」に探し始めます。「思い当たること」を次々と思い出し、すべてが「自分のせいかもしれない」に見えてくるのです。

理由② 「もっとこうすれば」という後悔が止まらない

「あのとき怒らなければ」「もっと話を聞いてあげれば」「習い事を無理にやらせなければ」——子どもが苦しんでいる今、過去の自分のすべての選択が「間違いだった」に見えてしまう。これは、親として子どもを大切に思っているからこそ起きる現象です。

理由③ 「世間からの目」を先読みしてしまう

「不登校の子の親=問題のある家庭」という古い偏見が、まだ社会の一部に残っています。 そのまなざしを先読みして、親御さん自身が「自分が悪いのだ」と思い込んでしまうケースも多いです。実際には、不登校は今や30万人以上の子どもに関わる話であり、特定の「問題家庭」だけの話ではありません。


「自分を責める親」が、子どもをさらに苦しくさせてしまうことがある

ここが、今日いちばん伝えたいことです。

親御さんが憔悴し、傷ついた表情をしていると、子どもはそれを敏感に感じ取ります。

「自分のせいでお母さんが泣いている」「自分がいなければ家族が楽になるのに」 ——そういった思考が、不登校のお子様の頭に浮かぶことがあります。これは、決して大げさではありません。

逆に、親御さんが「あなたのことは変わらず大切に思っている、焦らなくていい」という姿勢でいられると、お子様は「どんな自分でも、帰れる場所がある」と感じることができます。

子どもの回復に、親御さん自身の心の安定は欠かせないのです。


今日から、気持ちが少し楽になるためにできること

① 「過去の自分」を責める言葉を、一度手放してみる

「あのときこうすれば」という思考が頭をぐるぐるするのは自然なことです。でも過去は変えられません。「あの時の自分も、精一杯だった」と、まず自分に言ってみてください。自分を責めることをやめるのは、諦めることではなく、今に集中するために必要なことです。

② 夫婦・家族間の「意見の違い」を一人で抱えない

「不登校は甘えだ」「もっと厳しくすればいい」「様子を見るしかない」 ——夫婦や祖父母と意見がぶつかることは非常に多いです。お子様の前での言い合いは避けつつ、専門家を交えて話し合う機会を持つことが大切です。一人で「正しい答え」を出そうとしないでください。

③ 月に1回でいい、自分を回復させる時間を作る

子どものことで頭がいっぱいになると、親御さん自身の心が限界を超えます。月1回、友人に話を聞いてもらう。好きなものを食べる。一人でゆっくりお風呂に入る。そういった「小さな回復の時間」が、長期的な伴走には不可欠です。自分を大切にすることは、子どもを見捨てることではありません。

④ 「相談する」ことへの罪悪感を手放す

「こんなことで専門家に相談していいのか」という遠慮を持つ親御さんがいます。違います。早く相談するほど、早く楽になれます。高卒支援会では、「まだ何も決まっていない」「話を聞いてほしいだけ」という状態でのご相談を、毎日受けています。


「自分を責めるのをやめた日から、息子が変わり始めた」

Eさんのお母様が最初にご相談にいらっしゃったとき、息子さんは中学3年生で不登校になって8ヶ月が経っていました。

「毎日、自分の何が悪かったのかを考えていました。答えが出るわけじゃないのに、やめられなくて。息子の顔を見るたびに申し訳なくて、涙が出てきて」

スタッフから「お母様が自分を責めている姿を、息子さんは見ています。まず、お母様が少し楽になることが、息子さんへの一番の支援になります」とお伝えしました。

最初は「そんなわけがない」とおっしゃっていましたが、少しずつ相談を続けていく中で、お母様の表情が変わっていきました。

「ある朝、いつもより少し明るく『おはよう』って言ったら、息子が『おはよう』って返してきたんです。3ヶ月ぶりでした」

息子さんはその後、高卒支援会のフリースクールに自分から「行ってみたい」と言い、今は週3回通えるようになっています。


理事長・竹村からのメッセージ

「子どもを助けたい」その一心で、毎日自分を責め続けている親御さんへ。

あなたは、何も悪くありません。こうして悩み、動こうとしていること自体が、すでに最善の一歩です。

子どもの回復には時間がかかります。でも、親御さんが自分を責めることをやめて、お子様と同じ方向を向いたとき——そこから、必ず変化が始まります。

「まず話だけ聞いてほしい」それだけで構いません。一人で抱えないでください。


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