世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)、千代田区フリースクール協議会、練馬区フリースクール連携会議を務めております、
LEC東京リーガルマインド、NTTesportsと連携し、不登校・ひきこもり支援に取り組む「認定NPO法人高卒支援会」です。フリースクールと通信制高校を運営しています。
ご案内
本日は「📝 通信制高校レポート締め切り間近の現状把握と対策」
というテーマでお話ししたいと思います。
その前に、いくつかのお知らせをさせてください。
Tel:0359370513
Mail:info@kousotsu.jp
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🔽 ご予約・詳細はこちらから[高卒支援会 ホームページ](画像に記載のHPアドレス:https://kousotsu.jp を参照するか、QRコードからアクセスをお願いします)
お気軽にお問い合わせください。
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📝 通信制高校レポート締め切り間近の現状把握と対策
📊 通信制高校レポートの目安:枚数と所要時間
レポートの枚数やかかる時間は、科目や課題の形式(記述式、小論文、計算など)、そして学校の基準によって大きく異なります。一般的な傾向として以下の点が挙げられます。
🔹 一般的なレポートの量とペース
- 枚数の目安: 1科目あたり、A4用紙で数枚~10枚程度が目安とされることが多いですが、章や単元ごとの提出を求められる場合もあります。
- 提出頻度: 学校によりますが、2週間に1回のペースで特定の科目を提出したり、月に1~2回の提出が求められたりします。
- トータルの量: 年間を通じて、全科目で100~150枚ほどのレポートを作成することになると想定しておくと良いでしょう。
🔹 1枚あたりの所要時間(目安)
レポートの形式で所要時間は大きく変わります。
| レポート形式 | 1枚あたりの平均所要時間(目安) | 特徴 |
| 穴埋め・選択式中心 | 10分~30分 | 教科書を見ながら迅速に解答可能。理解度チェックが主目的。 |
| 簡単な記述・要約 | 30分~1時間 | 教科書の内容を自分の言葉でまとめる作業が含まれる。 |
| 小論文・論述式 | 1時間~数時間 | 資料収集や構成、論理的な文章作成が必要。最も時間がかかる。 |
💡 ポイント: 締め切りが迫っているなら、まずは穴埋め形式のレポートを優先して片付け、「終わった!」という感覚を掴むのが効果的です。
⚠️ 単位を落とした時のリスクについて
通信制高校では、レポート提出と単位認定試験の合格、そしてスクーリング出席が揃って初めて単位が認定されます。一つでも欠けると単位を落とすリスクがあります。

1. 卒業への影響
- 最重要リスク: 単位を落とすと、その科目の単位が未修得となり、卒業要件を満たせません。
- 卒業するためには、原則として翌年度以降にその科目を再履修し、レポート提出・試験合格を再度行う必要があります。これにより、卒業が1年遅れる可能性があります。
2. 再提出・追加学習の負担
- レポートが不十分だと「再提出」となり、期限までに再度修正・提出が必要です。締め切り間近の状況では、この再提出の締め切りが大きなプレッシャーになります。
- 単位認定試験の受験資格を得るために、追加の学習や補習が課せられる場合もあります。
3. モチベーションの低下
- 単位を落とすと、学習の遅れが目に見えてしまい、「自分は向いていないのでは」とモチベーションが低下する生徒さんも少なくありません。
まず、焦って闇雲に進めるのは禁物です。以下のステップで冷静に対処しましょう。
現状のタスク量を「見える化」する
- 全教科の未提出・未着手レポートをリストアップします。
- 各レポートのページ数や設問数を確認し、おおよその作業量を見積もります。
- もし可能であれば、単位認定試験との関連も確認しておくと、優先順位付けがしやすくなります。
1. 優先順位の決定
- 期限が最も近いものを最優先にします。
- 比較的作業量が少ないものや、得意科目から手をつけると、達成感を得やすく、勢いがつきます。(小さな成功体験を積むことが重要です)
2. 「完璧」を目指さない
- 締め切り間近の場合、「とりあえず最後まで埋めて提出する」ことを目標にします。
- 通信制高校のレポートは、教科書の内容を理解していれば解ける穴埋め問題が多い場合が多いです。まずは教科書や配布資料を参照しながら、考えた痕跡を残すことを意識しましょう。
- 全てが真っ白で出すより、途中まででも取り組んだ形跡がある方が評価につながりやすいです。(ただし、学校のルールは必ず確認してくださいね。)
💡 効率的にレポートを終わらせるための工夫
締切間近だからこそ試してほしい、効率化のコツです。
- ✅ 教科書を「辞書」として活用レポートの設問に関連する箇所を集中して読み込み、答えを見つけ出します。何度も読み返すことで、結果的に理解も深まります。
- ✅ 質問は「まとめて」もし先生に質問できる環境(スクーリング、オンライン質問など)があるなら、「どこが分からないか」をメモしておき、一度に質問できるように準備すると、先生も答えやすく、時間の節約になります。
- ✅ デジタルツールの活用パソコンでのタイピングや、デジタル資料の検索・参照が可能な場合は、積極的に活用しましょう。手書きでない場合は、後から修正しやすいメリットもあります。
- ✅ 環境を変える自宅で集中できないなら、図書館や自習スペースなど、学習に集中できる場所へ移動するのも一つの手です。
💡 読者へのアドバイス:次への教訓として
今回乗り切ったら、次回からは計画的に進めることが大切です。
レポートは「自学自習」ですが、「毎日少しずつ進める習慣」をつけることで、締め切り間際の「大変さ」は劇的に減らせますよ。学習スケジュールをカレンダーなどに書き出して「見える化」しておくと、次回のペース配分が掴みやすくなります。
レポートの作成プロセスは、教科書学習 →レポート作成 → 提出 → 添削・復習というサイクルになっています。このサイクルを回すことが単位修得の鍵です。
このイメージ図のように、計画を立てると進捗が分かりやすくなります。
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