みなさんこんにちはスタッフの根本です。
本日は、現在訪問している20歳の子が立ち直るまでを書いていこうと思います。
高校3年生で挫折 理想が下げられず2年引きこもる
現在20歳のT君は親の意向により私立中高一貫に通っていました。
しかし、徐々に勉強でついていけなくなるも、大学は有名な大学じゃないとダメというプライドがあり、理想が下げられずに高校卒業後は進路未定のままになってしまいました。
しかし、その後も働きたくもないし、進学もしたくないと、親からは、様々な働き口や進学先を提示するも本人は無視し毎日ゲームをするだけの日々が続きました。
そして2年後の2024年にスタッフが訪問支援を開始しました。
スタッフは最初の訪問で「もう来てほしくなかったらちゃんと親に伝えてね」と伝えましたが、本人から継続して訪問をしてもらう意思があり、
スタッフ2名で訪問を続けました。
趣味の話やゲームを一緒にして良好な関係を築きながらも進路について本人が頑張れる道を一緒に探していきました。
そして3か月が経ち、現在は昔やりたかったことを再認識し今度は自分の意思で進学をすることにしました。
現在、進学先の面接を控えており、美容院を自分で予約し、率先的に規則正しい生活をし、ゲームを辞め毎日勉強をして進学に向けて頑張っています。
保護者の協力が必要
T君がここまで前向きに進路のことを考えられるようになったのは、保護者の協力が重要でした。
衣食住が揃っている状態で引きこもっていると引きこもりが助長されます。
そのため、進路が決まらなければ家を出てもらうという強い意志を持って子どもに接してもらいました。
最初は、本人も口うるさいと言っていましたが、次第にスタッフと進路を決めているから口を出さないでという状況に変化していきました。
毎日顔を合わせる保護者のマインドは非常に大切です。
そのため、子どもがひきこもってしまった場合、状況をしっかり見定めて引きこもりが助長されないように子どもに接してあげましょう。
訪問ご依頼受付中
訪問支援のお問い合わせが増えてくる時期です。
そのため、ひきこもりでお悩みの方は、悩んだままにせず一度ご相談お待ちしております。