みなさんこんにちはスタッフの根本です。
本日は『中学生不登校の接し方』について書いていこうと思います!
その前にお知らせをさせてください!
5月GW明け不登校・個別相談会・ピアサポーター(保護者)交流会・お悩み共有会
新規の方もご参加できます。
是非お気軽にご参加お待ちしております。
生徒企画
高校転校に関しての相談が非常に多くなる時期です、注意点などを解説しています!
都立高校転校するなら今 都立高校転校の注意点を解説
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリックできる目次
中学生の不登校
中学生になると、小学生の時と違って、人間関係や勉強で不登校となるケースが少なくありません。
中学生の不登校は思春期や反抗期が重なる時期でもあるため、些細なことから不登校になることがあります。
この時期の中学生は、親が話しやすかったり先生が話しやすかったりと個人差があります。
家ではイライラし、親子での言い合いが増える可能性がありますが、不登校からきているイライラなのか思春期特有のものなのかを判断する必要があります。そのため、親は一喜一憂せずにおおらかに構える姿勢が大切です。ダメなことはダメとメリハリをつけましょう。
子どもが話しやすい雰囲気の場所があるかどうかも大切になっていきます。
中学生の不登校は、高校生の不登校と違い、義務教育のため留年をすることがありません。
そのため、不登校期間が長引いてしまっても自動的に進級するので中学3年生まで問題を先延ばしにすることも珍しくありません。
中学生の不登校期間が長かったため、高校に進学し、苦労している保護者の方も多いと思います。
不登校は短期的に解決できる問題ではありません。
子どもと向き合いながら、自信を取り戻していけるようサポートしましょう。
では、具体的に中学生の不登校の保護者ができる不登校解決に向けた対応方法を見ていきましょう。
実践できそうな部分から試してみてください。
①まずは相談する
不登校は簡単に短期間で解決できるものではありません。家庭内だけでどうにかしようとせず、まずは学校や不登校相談窓口などの専門家に相談しましょう。多くの不登校対応経験をもつ専門家は、不登校の様々なケースや解決法などの経験がありますので、思いつかないようなヒントをくれることがあります。
そして、なにより家庭内だけで問題を溜め込まないことが大切です。残念ながら、親がストレスを溜めすぎてしまい、家庭が崩壊したり、お仕事が上手くいかず辞めてしまい子どもを育てられないという事例をこれまで受けたこともあります。
そうなると親がまず立て直しをしていかないといけない状況になります。そうならないためにも、まずは相談してください。
②問い詰めずに子どもの話を聞く
不登校になるには何らかの理由があるはずですが、親には話しにくい、あるいは自分でもはっきり理由がわからないというケースが中学生の場合あります。
聞いても教えてくれない場合は、親が聞く姿勢を続けましょう。気持ちの整理がついて子どもから話してくれる日がやってきます。
③接し方を変えないこと
不登校になったからといって、家庭内での接し方を変えるのはやめましょう。
不登校だからと言って、過度に優しくしすぎたり、はれ物に触るかのようにするのはお勧めしません。
過度に優しいと優しさにつられて不登校が悪化してしまったり、はれ物に触るようにすると子ども自身がそれを感じてショックを受けて不登校が悪化するという例も多いのです。不登校を過剰に意識せずにいつも通りの声かけをしてあげましょう。
④様々な体験をしよう
将来の夢や没頭できるものがあると、前向きに進路を考えたり心の安まる時間ができたりするものです。
しかし、好きなことや将来やりたいことがないという子どももいるでしょう。
その場合は、さまざまな体験ができるきっかけを作ってあげましょう。
また、不登校の子どもは、自己肯定感が低くなっています。
自分に自信をなくして、周りよりも劣っている、自分には価値がないという思考に陥りがちです。
自信を取り戻すには、どんな小さなことでもいいので成功体験をするのが近道です。
⑤学べる環境を提案する
不登校からの脱出は、学校へ戻ることだけがゴールではありません。
必ずしも学校だけが学べる場所ではありません。塾やフリースクールでも勉強を続けられます。
進路の選択肢を減らさないためにも、学校以外で勉強できる場を提案することが大切です。
不登校の子どものためにできることから始めよう
不登校の原因は様々です。適切な対応も人によって異なります。
小学校から高校まで、年代によっても対応の仕方は変わってくると認識しておきましょう。
親だけ、学校だけと偏るのではなく、互いに連携しながら対応していくのが理想です。
時に感情的になってしまう気持ちもわかりますが、子どもを否定したり突き放したり、甘やかしすぎても不登校を長期化させてしまう可能性があります。
子どもに寄り添い、焦らずに少しずつ自信を取り戻していくことを目指しましょう。
子どもを学校に連れて行けない 保護者へ
毎月1回開催 保護者同士の集まり ピアサポーター会
学校というのは、子どもたちにとって成長の場であり、日常生活の大部分を占める場所です。
その学校という環境下で、不登校や引きこもりになってしまう、また、学校側との関係がスムーズにいかないと、子どもだけでなく保護者の皆様も大変な不安を感じることでしょう。
当会でも多くの方が、不登校になり、学校側との連携が上手くいかず、教育委員会や教育支援センターに相談すると「本人を連れて来て」という対応に頭を抱えて保護者だけがお越しいただいております。
学校に不登校になってしまった子どもを連れて行こうと思っても、実際にはそう簡単にはいきません。
不登校になってしまった子どもの心情や背景、家庭の事情など、一人一人の状況は異なります。
しかし、学校や関連する機関との関わりで感じる困惑や不安、それは多くの保護者が共有する共通の悩みです。
当会はそんな皆様の声をしっかりと受け止め、一緒に問題解決への道を探して参ります。
皆様の背中を支える存在として、どんな時も傍にいたいと思っています。
そのため、毎月保護者同士が集まれる場として、ピアサポーター会を開催しております。
こちらは、在校生の保護者は勿論、不登校・引きこもりで悩んでいる保護者の方も参加できる会となっております。
スタッフとの個別相談も実施しております。
ご案内できる枠に限りがございますのでお早めにご相談いただくとよろしいかと思います。