当会卒業生で現在公務員として働く、若岡君の事例が記事になりました
中学受験で志望校に合格したけれど…「燃え尽き症候群」からの不登校・退学を防ぐ“親の行動”とは
春休み中は注意!不登校を防止しよう
みなさんこんにちは、スタッフの根本です。
長期の休みは不登校になる可能性や不登校が再発する可能性が高いです。
休み明けスムーズに学校に行けるように自宅でも出来る不登校対策を実施しましょう。
春休み明けは不登校になりやすい 理由TOP3
生活リズムを戻せない
休みの間は、中学生・高校生の一日の大半を占める学校生活がなくなり、生活リズムが大きく変わります。一度、楽なほうに変わった生活リズムを直すには自分でコントロールできるかに関わっていきます。しかし、そこはまだ中高生。中々自分でコントロールすることが難しい子も多いです。
ひきこもってしまう子は男の子の方が多く、女の子に比べて男の子の方が生活リズムを崩しやすいという特徴もあります。
特に、保護者の方が悩んでいることとして、動画の見過ぎやゲームのし過ぎということが挙がります。
特に1~2年で増えてきているのが動画の見過ぎによる生活習慣の乱れです。
現在ではTikTokやyoutubeにあるショート動画が流行っています。
「ショート動画は短いから大丈夫でしょう!」と油断していると痛い目を見ます。
ショート動画は短いため、飽きずにずっと見てられる点、そしてすぐに関連動画や自分の好きなジャンルの動画が次から次へとお勧めに出てくるため
気づいたら数時間から数十時間見ているということが当たり前のようにあるそうです。
ゲームをしていたり動画を遅くまで見ていて夜更かしをしたことで「夜に眠れない」「朝起きられない」ことで登校できなくなる場合が一番原因で多いです。
休み中に学校での負担を自覚してしまう
一生懸命がんばって学校に通っている子どもの中には、自分のストレスや疲れに気づいていないという人も珍しくありません。
そうしたストレスを抱えながらも頑張って学校に通っていたが、学校を離れてからストレスの原因を自覚し、学校に行きたくなくなるという場合が次に多いです。
勉強に追いつけない
春休み明けすぐに起こるというよりかは1~2週間程度経ってから起こることが多い理由です。
学年が上がり、勉強のレベルが上がったことでついていけなくなったり、担当の先生が変わったことで勉強がわからなくなったことから不登校になることが多いです。
この理由の危険なところは、一度この状況になると生活リズムも変わっていくので1つ目の理由と複合してしまいどんどん悪化していまうという点です。
休み明けの不登校になるサインを見逃さないようにしよう
休み明けに不登校になってしまいそうなとき、本人は休み中や休み明けに、次のような予兆・サインを見せることがあります。保護者は見逃さないように注意しましょう。
『休み中』
ゲームや動画に没頭して外出を嫌がる
外出したり、人に会ったりするのを嫌がる。
→一緒に食卓を取ったり、出掛けることも意識してさせましょう。
生活リズムが大きく乱れている
先ほども挙げたゲームなどへの没頭から昼夜逆転など、生活リズムがひどく乱れることもあります。
→乱れた生活が二日間以上続いた場合、一旦生活リズムを戻させましょう。しっかり朝起こして朝ごはんや昼ご飯を食べるようにさせましょう。
宿題をやらない勉強をやらない
学校への抵抗感か、勉強への拒否感から宿題や勉強をやっていない可能性もあります。
→事前に家でのスケジュールを一緒に考えてあげてください。
『休み明け』
体の不調
朝、登校時間が近づくと、腹痛や頭痛を訴えるようになることがあります。
→2日以上続く場合はすぐに学校に連絡をしましょう。
生活リズムが戻らない
学校が始まってもなかなか生活リズムを元に戻せず、夜更かしをしていたり、朝起きられなくなったりしているのは、学校へ行きたくない想いの現れである場合があります。
→本人の気持ちを聞いてください。聞き出せない場合は、先生や第三者に相談して本人の気持ちを聞ける人を用意しましょう。
家族と話をしなくなる
自室に閉じこもってしまったり、ずっと寝て、物理的に家族と関わらないようにする場合や、親と会話をしないようになるということが非常に多いです。
→長引けば長引くほど閉じこもった状況を改善するのに時間がかかります。早期対応を心掛けましょう。まずは学校や相談機関に相談しましょう。
まとめ
春休み明けには、保護者は、子どもが休み中や休み明け直後に見せる不登校のサインに注意して、対処したいものです。
不登校になっても、焦らずに、さまざまな学校復帰の可能性がありますので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。