「中学卒業したら死ぬ」と言っていた子が無事進路確定!入校から卒業式まで

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中学卒業したら死ぬ

皆さん、こんにちは 高卒支援会 スタッフ 根本です。

3月23日はフリースクール&通信制高校サポート校の卒業式です!

中学生も複数名卒業します。

中学生の卒業生は私が面談に入っており、最初会った時のことをよく覚えています。

今年卒業する中学3年生のN君とは1年以上前に初めて面談をした際、『結局学校でしょ勉強したくない』『ゲームだけしたい』『中学卒業したら死ぬ』と言っていました。人とコミュニケーションを取るのが好きじゃない、家にいたい、高校は行きたくないと言っており、髪の毛が目を覆っていた姿でした。

最初は新宿教室の少人数制で徐々に登校ペースを増やして一緒に個別指導の英語の勉強などをして学習面を取り戻してきました。勉強はセンスがあり、ドンドン進めていたのでポテンシャルを感じていました。

決して、仲の良い子をつくったわけではなく、体調を崩したことも何度もありましたが、頑張って卒業まで漕ぎつけてくれました。『高校受験します。』と3年生では自分から意思表示をしてからチャレンジスクールの対策をスタッフである大倉と学生インターンの小柴としてきました。

コミュニケーションが大の苦手ですが面接練習を頑張り、無事希望の高校に合格しました。

こんなところ、来るわけないやろ

現在フリースクール最古参のO君も今年卒業です。

県外の中学ではやんちゃなことをして転校してきました。

『こんなところ、来るわけないやろ。』と初めて会った時に言って、そのまま家に帰ったことが印象に残っています。その時は『この子は通わないな・・・』と実は思っていました。

しかし、本人の親代わりとして面倒を見ていた、祖母が面倒を見てくださいと当会に協力してくれたこともあり、長期的にサポートしてきました、最初は月1回来るかどうかのぺースで、勉強なんて出来ないと言っては反抗、イベントも来れず当日にお迎えしたことも多々ありました。

変わってきたのは中学2年生のスキー教室に参加した辺りです。

同じ学年の子よりも年上の高校生の子と波長が合うらしく、高校生と話すようになってからは登校ペースも徐々に増やしてきました。順調に通えて来ていると思えば、急にモチベーションがなくなり全く来なくなり、勉強に目覚めて個別指導を一緒に始めて学習にまた取り組み始めたと思えば、辞めて、また始めるという振れ幅の激しい学校生活を送ってきました。

本人が、来れなくなったり、諦めたりすると保護者も諦めることもありますが、彼の場合は保護者が此方に一任してくれたということもあり、何度も立て直すことができました。

勿論、まだまだお調子者で、逃げ癖のある彼ですが、高校は進学の意思を見せ受験対策をしたところ、O君も無事第一志望合格し、春から高校生です。

一癖も二癖もある生徒たちが進路を決めて卒業すると思うと感慨深いものがあります、これからの成長に期待したいです。

進路未定の方はそのままにせず是非ご相談を

 

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