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無人島体験報告書
標題の件につき、下記の通り、ご報告いたします。
1,参加者
<高卒支援会> <田島スタッフ>
引率 大倉星耶 長谷川純一
引率加藤優希 加藤嵩啓
高2 Tさん 永井瑞男
高1 Oさん 栗田武
高1 Sさん
高1 Gさん
中3 Oさん
中2 Sさん
2,日程
2020年9月23日(水)~2020年9月25日(金)
3,場所
住所:長崎県西海市西彼町亀浦郷12-3
キャンプ場:大村湾~無人島~滞在記「田島」
4,費用概算
(1)長崎田島宿泊費用詳細
・宿泊
大人...2000円×2人×2日=8000円
子供...1500円×6人×2日=18000円
・テントレンタル(2~3人用)
...3000円×4つ×2日=24000円
・ドラム缶風呂(1日だけ)
...500円
・五右衛門風呂
大人...800円×2人×2日=3200円
子供...400円×6人×2日=4800円
・焚き火セット(1日のみ)
...500円×2束(おおよそ)=1000円
・BBQ 用木炭
...500円×4箱=2000円
・釣竿
...500円×4本=2000円
・田島でできたお米(2合)
...500円×5(つまり10合分)=2500円
・寝袋
...500円×8袋×2日=8000円
・傷害保険
...500円×8人×2日=8000円
計 82000円
(2)成田空港から長崎空港
往復18100円×8人=144800円
計 144800円
(3)長崎空港から田島
「長崎空港から田島」
フェリー片道
...10000円×2(往復分)=20000円
小計 20000円
合計 246800円
「長崎空港→ハウステンボス→田島事務所→田島」
(↑路線バス) (↑車送迎)
バス...1250円×8人×2(往復分)=20000円
車 ...無料
小計 20000円
合計 246800円
「長崎空港→田島事務所→田島」
レンタカー...7750円×2台分=15500円
小計 15500円
合計 242300円
*合計というのは、はじめに出した宿泊費と飛行機代を足したものに、各交通手段の料金を足したものです。
5,体験1日目
8:00 成田空港第2ビル駅到着
↓ (徒歩移動)
8:25 第3ターミナル到着
↓ (荷物検査・手続きなど)
10:10 飛行機搭乗
↓
12:25 長崎空港到着
↓
12:30 お昼休憩
↓
13:45 船で移動
↓
14:05 田島のスタッフの方々と合流
↓ (スタッフの方の車で移動)
15:00 田島事務所到着
↓ (フェリー移動)
15:15 田島到着
↓ (荷物運びなどの準備)
15:25 テント設営...田島のスタッフの方の説明を聞きながら、4つのテントを設営
↓
16:00 レクリエーション...名前を覚える為にゲームしたり、田下の説明を聞いたり、
大まかな2泊3日のスケジュール確認。
↓
16:10 五右衛門風呂班とドラム缶風呂・飯盒班に分かれてそれぞれ作成
↓
18:30 夕飯(古民家)・お風呂(五右衛門風呂)
↓
21:00 方付け完了・明日のスケジュール確認
↓ (就寝時間まで海見に行った)
22:00 就寝
*ドラム缶風呂作成チーム...加藤(田島スタッフ)、加藤(インターン)、奥之園、大河内、佐藤、田口
五右衛門風呂作成チーム...長谷川さん、大倉、鈴木、坂田
6,体験2日目
6:15 起床
↓ (朝の身支度)
6:30 集合、ラジオ体操
↓
6:45 昨日の古民家の方付け
↓
7:00 田島のスタッフの方が来島
↓
7:10 今日のスケジュール確認
↓
7:20 ミッション開始
ミッション内容→10時までに、自分たちで火を起こして魚の塩焼きを作る
2つの班に分かれた各自ミッションに取り組む
(それぞれ魚釣り・マキ集め・火おこしなど)
10:10 ミッションの結果報告・反省点
↓ (反省点の例→・本来の目的から反れ、魚の塩焼きを作るところから
何でもいいから食材さがしにすり替わっていた
・計画性がなかった
・分担ができていなかった など。 )
10:40 午後のスケジュール確認
↓
10:45 今日の夕食集め、火おこし、明日のいかだ作り
(15:00 五右衛門風呂つくり開始)
↓
(17:00 鶏捕獲)
17:30 お風呂、夕食つくり
↓ (同時並行)
19;00 夕食
↓ (魚の塩焼き、鶏の丸焼き、タケノコ、鶏のだしをとったお味噌汁)
20:30 明日のスケジュール確認・雑談
↓ (簡単な方付け)
21:00 就寝
*A チーム...大倉、奥之園、佐藤、田口 B チーム...加藤、鈴木、坂田、大河内
7,体験3日目
6:00 起床
↓ (朝の身支度)
6:15 集合、ラジオ体操
↓
6:30 昨日の古民家の方付け
↓ (7:00 田島のスタッフの方来島)
7:20 荷物整理
↓ (フェリーに荷物詰める)
7:25 今日のスケジュール確認
↓
7:30 いかだの説明、準備
↓ (風向きの説明を聞いたり、いかだを海に運んだり)
7:45 田島脱出開始
↓
8:25 田島事務所到着
↓ (記念撮影)
8:30 事務所で、シャワー・アンケート回答・荷物整理
↓
10:00 車で田島出発
↓
11:30 長崎空港到着
↓ (記念撮影・田島スタッフの方とお別れ)
11:35 空港で手続き
↓
11:40 昼食
↓
12:05 お土産購入
↓
12:35 乗車口集合
↓
13:05 長崎空港出発
↓
14:40 成田空港到着
↓
14:50 振り返り
↓
15:10 解散
8,参加者からの良点・悪点
<良点>
・備品など、ある程度設備がととっていて初心者でもやりやすく楽しかった
・スタッフさんが事前に準備をしてくださっていて、課題を持って取り組むことができた
(無人島脱出やミッションなど)
・特に2日目のときなどに計画性を立てる大切さを学ぶことができた
・普段できないことを積極的にできた
・みんなで楽しく事前準備をした、田島に行く前から楽しめたこと
・普段生活しているときにいかにそれが便利なことなのか(電気、ガス、水道など)を改めて感じることができた
<悪点>
・転向に左右された場合の日程、移動時間などのスタッフさんたちとの打ち合わせ不足
・女性スタッフさんがいると聞いていたのに途中の港までしかいなかった
・前々から予めしっかりと役割分担をする必要があった
9,所見
(1)電気、ガス、水道がない環境で生活することで、普段使っているもののありがたみを学ぶことができると
同時に、今あるものでどうやって生活するのか自分たちで協力し考える力が身につたと思う。
だがそれはやはり島で生活しているときだけで、いざ東京に帰ってきてしまうとそれを忘れてしまうため、
普段の生活のありがたみを再認識させるにはいいが、意識を変えさせることは難しいと感じた。
(2)昼継続的夜逆転などの生活リズムを改善するには一時的には向いているが、
に改善するには以下のことから難しいと考える。
1,日があるうちに自力で火をおこさないとお風呂も食事もできず生活がままならない。
火をおこすには時間がかかるため、早く起きてまきを集めるなどの準備をする必要があるため
ある程度は早く起きなければいけないという意識が芽生えると考える。
2,だがそれは島で生活していうときだけであって、東京に帰ってくると東京の生活に甘えてしまうため
島で生活している一時的だけ改善するが、東京に帰ってきた後も継続的に改善するかは難しい。
(3)個人的な意見だが、思いっきり体を動かしてストレス発散になり、
全員で力を合わせないといけないという団結力が生まれるため、
一時的な生活リズムしか戻らないし、生活意識がまるっきり変わるわけではないが
今回の無人島生活は体験できて改め良かったと感じた。
一時的に生活リズムが変わるだけでもいい、意識がまるっきり変わらなくてもいい、
だが、普段の生活から離れていつもと違う生活をしていて、
何かを考え直すきっかけや何かを決めるきっかけ作りになるため、ぜひ、いろんな方々に
体験してほしいと思った。
以上