皆さんこんにちは!
高卒支援会、訪問支援、担当職員の大倉です!
引きこもりから 外に出て 「なにするの?」
引きこもりで苦しんでいる当事者たちは
「もうどうしようもない・・・・」
「今から外に出てどうするのか?・・・・・・どうせもう無理」
「もう普通の人には頑張ってっも追いつけない・・・」
「将来なんて考えたくない・・・」
などのマイナスの気持ちに囚われてしまい、行動できず、体が実際に動かなくなることが多いです。
現実に今、時間を無駄にしてしまっていると言う自覚があるので、引きこもりの子は
「無駄」「意味ない」
と言う言葉をよく使います。
逆をいうと「もう失敗したくない」と言う気持ちが本当に強いんですね。
また、ここで重要なのが、
「このままで良いと」本心で思っている人は「いない」と言うことです。
まずは、その気もちがあると言う前提で接すること、が非常に重要です。
実際Sくんも今の自分を良しとせず、服装、髪型、話し方、全て変えたほうがいいと言うところは、先輩、先生に相談しながら頑張っています。
実際に「なにをするか?」に関しては、一人一人違います。
と言うよりも先生と本人、周りの友達、先輩のアドバイスで変わってきます。
あえて言うなら、「人と接すること」を頑張ってもらいます。
※当会では、通信制高校所属、フリースクール所属の生徒、14歳〜20歳くらいまでの子たちが学年年齢関係なく同じ教室で過ごし、イベントなどを通して、規則正しい生活、自信、社会性を身につけることができます!
小さい部屋から大きなカナダへ
自分の部屋の中という狭い空間がSくんの世界でしたが、なぜカナダにいくまでになったかというと、本当に色々な要因があったと考えられます。
・日々規則正しい生活を意識し、登校を続けたこと
・高卒支援会卒業生インターンの全国ヒッチハイクで、体を張って「体験すること」「行動すること」の重要性を教えてくれたインターンの加藤君
・高卒支援会のイベント活動で、知らない場所にいくことに抵抗感がなくなったこと、楽しいことおあると体験でわかったこと
・同じように不登校や、高校中退を経験している先輩が自分の進路を自分で決め、努力し、それに向かっている姿を自分で見ること
お風呂にも入らなかったSくんが同年代の子と頑張りながら、カナダ留学で頑張る姿は、本当に成長したなと感じることが出来ました!!
実際、カナダでの体験を、留学に行った子ども達に報告会を行なってもらいます。
詳細はこちらよりご覧頂けます。
※当会では通信制高校の運営も行なっており、詳しくご説明させて頂くことが出来ます。
→コチラよりご覧頂けます。
なるべくはやく・・・・
訪問相談を実施する上で、特に難しくなってくると大倉が実感するのが年齢が18歳を超えているケースです。
理由は、「焦り」と「諦め」にあると感じます。
保護者の方は、焦り、本人は諦める。ギャップはどんどん広がり、マイナスのスパイラルに陥ってしまいがちです。
取れる選択肢の幅も違います。
あと1年早ければというご相談も、決して少なくありません。
ご家族だけで、悩むのは、やめ、まずはご相談ください。
[文末(新宿用)]