こんにちは、学生インターンの山口です。
某ゲートウェイ大変なことになってますねぇ・・・
荒野行動のノリで高輪関門とかどうですか。
灰染めの都市
昨日は古臭くみえた建物
ドレスデンですが、今の都市が構築されたのはわりかし最近のことで・・・
東京や広島と似た人生(都生)を歩んできました。
駅の案内所にあったパネル。
第二次世界大戦で何度も空襲を受け、一度は瓦礫と灰の山になっています。
その影響なのかはわかりませんが、人の数のわりに道路はめちゃめちゃ広いし、
町の明かりも綺麗にならんでいるし、路面電車も綺麗に整備されてるし・・・
とまあ町の話はおいといて、今日は山にのぼります。
難攻不落? - ドイツ・ザクセン
雨がふってきました。
ただでさえ大陸の山の空気が下りてくるこの地域で
しかも山の中で雨がふってきました。さみーなぁ。
13世紀に城ができてから一度も陥落しなかった要塞だそうです。
このあたりはザクセンスイスと呼ばれており、
侵食によって崖のように切り立った岩山がいくつもそびえています。
そんな山のてっぺんにつくられた要塞は見晴らしもよく、確かに立地条件は完璧・・・
・・・なんてことを景色を眺めながら考えていたのですが
借りたオーディオガイドを聞いた感じ、どちらかというと戦闘回数がそもそも少ないようで
これも立地のおかげなのか、はたまた運がよかったのか
落ちた要塞 - ドイツ・ザクセン
要塞壁面から伸びるゴツゴツとした岩。
ここでオーディオガイドをつけてみると、なにやら愉快な音楽とともにこんなお話をされました。
昔、旅の途中でこの要塞を見に来た煙突屋が、中を観光したいから入れてくれと頼んだそうです。
当然断られたんですけど。
仕方ないので要塞のまわりの小道を歩いていると、この岩を発見。
職業柄登ることには慣れていたので、この岩の隙間に足をかけて外壁をのぼり、見事要塞内に侵入!
・・・したところで兵隊に見つかって逮捕。
煙突屋は非正規で要塞に入った唯一の人間として歴史に刻まれましたとさ。めでたし。
エルベ川 - ドイツ・ザクセン
ヨーロッパで14番目の長さを誇る大規模な河川。数日前のハンブルク港もこの川です。
尚、源流はチェコ。国際河川ってやつらしい。
この日乗ってきた列車の線路はこの川に沿って伸びています。
輸送目的でずっと昔から利用されている路線だそう。
次の目的地へ移動するため列車を待っていると、ちょうど貨物列車がやってきました。
通過するのにリアルで60秒くらいかかったぞ
これだからゲr
ザクセンの冠 - ドイツ・ザクセン
目的地はエルベ川の向こう側ですが、橋はありません。
謎の動力でうごく船を待つこと5分。ヒモ引っ張って移動してるんかな・・・
ということで、岩山登りです。
崖のような地形ということもあって景色は良好。
駅に列車が止まっているのも見えました。
とまあ道中は木と岩がほとんどでしたが、30分強で頂上付近に到着。
こりゃ感動もんですねぇ・・・日もあたって暖かくなってきました。
カメラはもっぱら一眼なのでiPhoneは初心者ですが、
パノラマなる機能があったので使ってみることに。
なかなかうまくとれたのでは。
なるほど、パノラマだと順光で撮れる範囲狭いわな。酷い。
いわといわのあいだ - ドイツ・ザクセン
よくわからず買ったら炭酸だったので頂上まで放置していたジュース。
無事、発射成功です。がんばれはやぶさ。
この数分前、大きな橋を渡りました。
何故岩の間に石橋を作った
作者の意図は不明ですが、バスタイ橋到着です。
逆光なのはしゃーないですね・・・
綺麗にとれるとすればおそらく夏至の昼間。
このあと近くにいた人にちゃんと撮ってもらいました。
人を写すのは好きじゃない・・・。
月光が溶けた水 - ドイツ・ドレスデン
無事帰ってきまして、夕食のお話になります。
これ、何気なく通り過ぎたのですが
結構凄い建物だったみたいで・・・
戦争で瓦礫になったものを解析し、ジグソーパズルのように組み合わせて再建したそうです。
使える瓦礫はそのまま使ったので、新しい部品とモザイク模様を成しています。
ヨーロッパ最大規模のパズルだったとか。
ということで夕食にて、最後にドイツでやり残したことを回収。
そうそう、この町で最後です。ドイツ。
ソーセージ3種が盛られた「ソーセージ・マックス」。
名前よ。
ところで、ドイツでは14歳からお酒が飲めるそうですよ?(露骨)
滞在中はその国の法律が適用されるので、観光客でも飲めちゃいます。
炭酸は好きじゃないので、赤と白なら白のほうが軽いと言われて。
うーん、おいしくない!
「フルーティーな味がする」とか母が言ってましたがさっぱりです。
フルーティーって何だよ。
お酒に関しては(ほぼ)健全な人なので、初アルコールでした。みりん
午後ティーキッズには早かったか・・・
(そもそもビールの国なんですけどね)
さて、なんと次回で最後です。
次回で最後であることに先ほど気づきました。
旅行の本命の部分は終わりになりますが、もう少しだけお付き合いいただければなと。
ということで、11日目終了です。
つづく