[冒頭文]
みなさん、こんにちは高卒支援会の根本です。
本日は、中学3年生の方を対象によくある質問について答えていきます。
高校には上げてくれるが通えるかどうかは別問題
「うちの子、今は不登校(引きこもり)ですが、所属している中学校は卒業させてくれます。」
中学3年生で不登校・引きこもりの保護者様から上記のようなことを言われることが多いです。
中学3年生、特に私立中学に所属している子の場合、学校側は出席をしていない場合も、学年を上げてくれる場合があります。なので、今は学校に行けていなくても、卒業は出来る&高校にあげてくれるということで高校進学までそっとしておくケースが非常に多いです。
では、そのままそっとしておくとどうなるでしょうか?
結論から言いますと、高校も通えないことが多いです。
学校に行けなくなってしまった理由としては、短期不登校から行きづらくなった、学校で嫌なことがあった、勉強についていけないなど様々ですが、不登校・引きこもり期間が延びれば延びるほど、上記のような問題が増えていきます。つまり、学校に行けなくなってしまう理由がドンドン増えてしまうのです。
そしてなにより大きな問題のひとつ、体力の減少です。体力とは単純な筋力のことではありません、平日毎日朝から起きて家を出る、教室に行き、授業を受けるといった一日のルーティーンのことを指します。
つまり、段々、朝起きられなくなり、家を出てどこかに行くのが難しくなります。
こうなると、高校に進学できたとしても、週5日間いきなり登校するのは無理です。
実際に中学校で不登校(引きこもり)の状況でそっとしておいて、いざ高校に上がったら通えなく引きこもりが長期化してしまったという相談内容が非常に多いです。
そうならないために、高校進学した際にしっかり通えるように対策が必要になります。
期限アリの支援と期限なしの支援
当会では期限を設定した支援とそうでない支援があります。
期限アリの支援とは、中学3年生の場合、高校進学が目の前ですので、朝起きられるようにする、家を出られるようにする、必要な学習をする。といったことを期限を決めてサポートします。
現在サポート中のK君の例
5月まで:引きこもりを脱するための訪問支援
6月:家を出られるようになる。教室の体験
7月:週2回教室に通う練習、高校進学に向けた学習
8月:集団授業の参加、イベントの参加
9月:三者面談予定(進学先についての面談や今後の取り組むことについて)
K君のように1年以上引きこもりの子でもご両親の協力があればほぼ100%復帰できます。
時期は早ければ早いほどサポートがしやすくなりますので、現在中学3年生で不登校・引きこもりでお悩みの保護者様是非ご相談下さい。
不登校、引きこもり、転学・編入学、通信制サポート校、フリースクールの相談を承っております!お気軽にお問い合わせください。
6月1日から水道橋教室の開室、鹿島学園新宿エルタワーキャンパスの開校です!