不登校・ひきこもりの進路未定はどうすべきか?

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不登校・ひきこもりの進路未定

みなさん、こんにちは

高卒支援会 スタッフの大倉です。

気温も暖かくなり、春の到来を感じることが多くなりました。
また、そうした季節変化から、不登校・ひきこもりの子ども達も進路に対して保護者も子どもも敏感になっているかと思います。
そういったご不安を抱える不登校・ひきこもりでお困りのご家庭へ向けたメッセージと言う意味も込めて、本日は不登校・ふきこもりの進路未定に関して書きたいと思います。

 

本人が進路を「決める?」

不登校・ひきこもりでも、中学3年生であれば、進路に関して考えることは避けて通れません。
不登校でも、進路に対して前向きに本人が考えている場合と、ひきこもり気味になり、ふさぎ込んでいる場合とでは状況が大きく違うかと思いますが、今回は、後者に対して書きたいと思います。

よくあるケースとしては、学校見学も行かず、受験もせず、入れるからという理由で、通信制高校に決めてしまう場合です。
最近だと、オンラインで完結する通信制高校も増え、本人も現状を変えていく勇気がなかなか出ないので、パンフレットのみ見て、学校を決めてしまうことです。

こうすることで、本人だけでなく、保護者も一旦安心した結果、状況が何も変わらないということが起きます。

この時期に不登校・ひきこもりで進路が決まっていない場合、本人の生活習慣が大幅に乱れ、部屋は汚く、人とのコミュニケーションの機会が大幅に減っていることが多いです。

本人が立ち直るためには、まずは、規則正しい生活や、今後生きていく上での目的意識、部屋の環境、家を出るための準備(服装、髪型)などを改善していくことが、一見遠回りのように見えて近道だと思います。

下の写真は中学3年から不登校・ひきこもり気味で、進路では、とりあえず決めた高校もほぼ行かずいやめた子の、綺麗になった部屋の写真です。

この子は結局登校ができず、高校を転校することになり、昨年の9月頃より、ひきこもりの訪問支援を始め、やっと部屋を綺麗にし、少しずつ登校ができるようになっている状態です。
その過程では、粘り強く本人と話をし、本人の納得の元、当会が運営している登校型の通信制高校に通いながら、改善していくことを決めました。

まだまだ問題はありますが、少しずつ、改善兆しが見えてきています。

「不登校・ひきこもりの進路未定はどうすべきか?」

大倉は、訪問支援を通して思うのは、本人の納得と、現状の自覚、保護者の方針の一致だと思います。

 

 

eスポーツを通じた不登校引きこもりの支援について取材していただき朝日新聞掲載にされました!
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