みなさんこんにちは!高卒支援会スタッフの岡安です。
今回は前回の私のブログで少し触れた、女子校時代の不登校から通信制高校進学、そして大学中退までの話をしたいと思います!
せっかく大学入学できたのに中退することになってしまった原因とは?
同じく女子で不登校にお悩みの方の参考になれば幸いです。
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女子校入学 不登校に
中学受験をし都内女子中学校に入学。
不本意入学だったわけでもなく、わりと楽しく学校生活を送っていましたが中3の冬あたりから登校できなくなっていきました。
要因として自覚しているのが勉強面。
英語はかなり得意だった反面、理数系は手もつけられず壊滅的...。
そして全体的に勉強することが嫌になり登校しないという選択を取ったのかもしれません。
それから、本当にちょっとした友達関係や校則(コンプレックスがあるのにお化粧ができない等)が細かな要因としてあったのだと思います。
不登校になってからは、寝て起きる・食べる・趣味などの用事があればでかけるという生活をしていました。
中高一貫校だったためそのまま高校には進学でき、入学式だけなぜか参加してその後は学校に行かず。
このままではだめだと自分でも感じつつ、心配性の母が見つけてきてくれたのが高卒支援会でした。
通信制高校に進学!日々の過ごし方は...
高校1~2年生 甘えた生活習慣から抜け出せず
はじめは都立高校に転学しようと考え高卒支援会にたどり着いたものの、やはり勉強する気は起きなかったため高卒支援会が運営する通信制高校に通うことに。
昼夜逆転し、生活リズムを戻すため毎日通うように言われても朝はだらけてしまい、結局教室が閉室するぎりぎりの時間に登校するということを繰り返していました。
楽しみな課外活動や、高校生インターンとして仕事がある日は時間通りに来ることができていたものの、生活リズムを完全に治すことはできず。
朝起きられなかったのは起立性調整障害でもなんでもありません。ただの甘えです。
ちなみに私以外にも、普段は午前中登校できないのに課外活動のときにはなぜか起床できる子は結構いますね!
スタッフになって視点が変わり、実感します。
高校3年生 大学に進学しようと決意
そんなこんなで高3になってしまい、やっと進路を意識し始めました。
将来の夢こそありませんでしたが、学んでみたい興味のある分野を見つけ、働くまでのモラトリアム期間も兼ねて大学進学することに。
一般受験するつもりで意気揚々と、なんと厳しいと有名な塾に通い始めました。
しかし今までのだらしない学習環境とはかなりの差がありまして、正直ついていけずにお得意のサボり癖が発動!
だんだん休むようになりその塾はやめてしまいました。
ただ成績だけはよく、評定平均は4.5近くあったため急遽推薦入試に方向転換。
興味のある分野の教授やカリキュラムが充実している東洋大学を志望することにします。
出願するまでに紆余曲折もあり、推薦専門の塾に通ったわけでもなく、不完全な状態で迎えた当日の試験や面接は全く手応えを感じませんでした。
大学合格 喜びも束の間
合格発表の日。なんと推薦入試には合格していました!
親も先生も、自身でさえも予想していなかった結果です。
無事通信制高校も卒業でき、春からいよいよ東洋大生でなんだかんだ順風満帆かに思えるような未来。
また現れたのは、高校生時代に治せなかっただらしない生活リズムやサボり癖です。
やはり朝、起きられなくなってしまうのでした。
入学したはいいものの
中退までの流れ
大学1年。春学期は少しサボりつつもなんとか単位をとり、秋学期からだんだん雲行きが怪しくなっていき...。
学費を払ってもらっている親に何度も叱られ心を奮い立たせるも、課題にすら手を付ける気が起きませんでした。
「次学期からちゃんと行く」の繰り返しです。
そして大学3年の秋学期はじめ、ついに大学中退を決意しました。
どうしても朝起きなくていいやと甘えてしまうのはどうにもこうにも改善できなさそうだからです。
自分の実力だと一般入試では到底届くことのないレベルでしたから、やめてしまったのは正直今でも惜しいですね。
大学中退後の進路
高卒支援会でのインターン活動はありがたいことにずっと続けさせてもらっていたため、大学中退の時点で本格的に高卒支援会の業務を教わっていきました。
現在は規則正しい生活をし、スタッフとして毎日定刻に出勤し生徒と接しています。
どうすればよかったのか
高校生のときから生活リズムを立て直しておくべきだったと強く思います。
当会には生活改善合宿があるので、そういったイベントに参加することで習慣付けることが重要です。
私は当時嫌がって参加しませんでした。
仕事のときは責任感を感じて起床でき、社会人としてやっていけそうではありますが、朝起きられないせいで大学中退してしまっています。
私のようにならないために、みなさんは規則正しい生活をして生活リズムを整えましょう!
私の失敗談を反面教師としてもらい、生徒たちにも伝えていきたいです!