高卒支援会コラム

講演会は続く

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


不登校・高校中退・引きこもりでお悩みの方
会長の杉浦孝宣です。 1/11日横浜市議会講演、19日 無門塾@銀座 20日 学びの会@埼玉県吉川市
とオミクロンが流行る中、このご時世でお誘い頂いております。

横浜市議会での講演動画 約40分はこちら


講演会 感想

20日 学びの会@埼玉県吉川市の講演会、感想を参加者がFBであげていたので、紹介します
第13回 学びの会、本日はゲストに杉浦孝宣氏をお迎えし、吉川市役所会議室で開催しました。
NPO 法人高卒支援会会長であり、「不登校・ひきこもりの9割は治せる〜1万人を立ち直らせてきた3つのステップ」や「不登校・ひきこもり急増〜コロナショックの支援の現場から」の著者である杉浦氏のお話はわかりやすく力強いものでした。
規則正しい生活を通して、自信をつけて、自立へ向かうというステップを踏み、社会に役に立つ人間を、というミッションを貫いていらっしゃるとのこと。同じくらいの年齢で同性の子からのピアサポートをされているのも特徴のようでした。
不登校とひきこもりの区別も大切。学校へ行ってなくても親とのコミュニケーションや約束を守ることができているのが不登校。この段階だと学校もある程度対処できる。親とのコミュニケーションがとれていない状態がひきこもり。この段階まで来ると、学校や家庭だけでは対処できない。親と話すか話さないかが不登校とひきこもりの境目。
他に印象に残ったのは、見守ることの是非。ネット社会になる前は、見守りましょうという関わりが通用した。今はスマホもあるし、ひきこもるのが長期化する。見守ると言いながら、挨拶もせず、無視している状態になっている。
他にもいろいろお話がありました。興味のある方は著書を読んでみてください。

「見守りましょうが定説ですが..」

フリースクール・サポート校を経営されている、仲野先生のお招きにより、先生主催の学びの会で講演させて頂きました。
冒頭、先生から紹介がありました。2冊、拙著を詳細に読んで頂き、「見守るだけではひきこもるという一節が印象的でした」と。
「スマホを取り出し、今年、iphoneは13です。つまり、ネット社会、スマホ普及が13年以上も前からはじまり、簡単に引きこもれる環境になりました。”見守りましょう” ”学校に行かなくていい” ”放っておけばそのうち、直る”は通用しないのです。 横浜市の引きこもり調査をご覧下さい。 6年で2倍となっています。義務教育の段階では引きこもりは子どもたちにとって、心の成長だと助長するように指導して、中学を卒業すると、福祉課から 引きこもりの数が増えて、大変だ!と矛盾した政策をしているのです。これが不登校が8年連続過去最多となり、引きこもりがドンドン、増えている元凶なのです。横浜市を引き合いに出しましたが、横浜はご存じの通り、日本最大の自治体であり、日本の縮図といっても過言ではありません。」

見守り=無視じゃないの

「学校、教育委員会の相談では”見守りましょう。”とアドバイスもらって、挨拶もしない例もあります。お父さん、お母さん、共稼ぎで、出社する時は子どもが寝ている場合でも、”じゃー行ってくるよ”ご飯をここに作ったからね”等と声かけも無いのです。引きこもりから脱け出た子は 不登校状態の罪悪感とともに、とうとう、親から無視されたと述懐している子は多いです。見守りましょうは無視ではありません。最低限の挨拶はご本人が寝ていてもやり続けるべきでしょう。くどいようですが、見守るというのは何も効果が検証されておらず、エビデンスが無いのです。」

中2から引きこもりだったO君は

中高一貫校で不登校に陥りましたが

フリースクールが楽しくて

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