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引きこもり中学生支援でやってはいけない事  引きこもり中学生相談支援@東京都

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


引きこもり中学生相談支援@東京都 新宿・池袋・水道橋(後楽園)・横浜でフリースクール・通信制高校サポート校運営中
不登校・高校中退・引きこもり中高生に対して、同世代の元引きこもりが支援します 
NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。

池田PTA会長【高卒支援会PTAだより】毎月 保護者会の度に発行
vol.06 https://note.com/air747/n/nd9c8467ef726

中高生の引きこもり支援について、朝日新聞で提言させていただきました
11/5 朝日新聞 13面の反響は東京都議会でもこれに関連した答弁が行われています
(私の視点)中高生の引きこもり支援 行政は訪問体制を整えよ 杉浦孝宣 朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S14683802.html


医療 or 教育分野か?

心療内科にかかれば、不登校・引きこもりは直るって思ってらしゃる方も少なくないでしょう。当会に寄せられる、年間 相談件数 450件中、10%〜20%が実際、子どもを医者に連れて行き、
起立性調節障害、発達障害等の診断を受けた方も居ます。 子どもが拒否して、疑いは持つものの、実際は行ってないが、書籍やネットで調べて、そういった疑いがあると、相談を申し込む際に書いて頂いている方もいます。 

そういった方も含めると、相談者の30%くらいが 子どもは医者にかかった方がいいと、思っているのかもしれません。

30年以上、不登校・高校中退・引きこもりの支援をしてきた、経験を伝えますと、99%は医者は必要無いと思います。

起立性調節障害は20歳を過ぎると、自然に直っている事が多いのです。 睡眠の権威 スタンフォード大学 西野精治先生のご著書によれば、
睡眠はまだまだ、わからない事が多く、薬を処方するのは?? っていう方もおられます。私の経験では本当に医者が必要だったのは1〜2人くらいです。
その他、大多数は起立性調節障害だと診断を受けた子が、学校以外のイベント(ディズニーランド、スキー旅行等)は遅刻せず、参加してましたから。笑

発達障害も様々な人が論じていますが、ご本人の性格ですよね。 医者からもらって、薬を飲んでいる、子も散見しますが、
薬を飲んで、性格が変わるのでしょうか? 

子どもが進路で悩んでいれば、落ち込む事もあるでしょうし、死にたいと親に注目してもらいたくて、いう場合もあるでしょう。

進路が決まり、規則正しい生活をして、高校生なら、バイトなどをすれば、自然にコミュニケーション能力もアップしてきますし、異性に興味を持てば、当然、服装、身なりも気にするようになるでしょう。

問題はみんなが高校進学をするときに、進路未定となってしまうと、疎外感が出てきて、引きこもってしまうのです。そうしたとき、本当に引きこもり支援(外に連れ出し、人生の目標を設定してあげる)が必要になります。 進路や外に連れ出す促し、目標設定は 医療マターではありませんよね。
私は教育分野だろうと思います!!

引きこもり支援でやってはいけない事

引きこもり支援でやってはいけない事、それは暴力です。
一時的には外に連れ出す事はできるでしょうが、その後は最悪な状況になる事が多いでしょう。 もちろん、一定の支持を集めている、戸塚ヨットスクールのようなところもありますから、
何とも言えませんが、当会は”暴力で外に出す” 反対です。

暴力的な事をしなくても、本人自身が出る方法があるのです。

元引きこもっていた同世代の子が訪問し、話し相手をさせるのです。 当会には元引きこもりが在籍しています、スタッフが訪問支援を研修しているので、アマチュア カウンセラーくらいには
なっています。

私のような、60歳を超えた、オッちゃんが訪問しても、心を閉ざしたまま、本人から一言も発せられないでしょうが、同世代で元引きこもりが行くと、初日から会話が成立します。

ご本人とっては最強、カウンセラーかもしれません。

毎日、ゴミ拾いしてます

元引きこもり・不登校の生徒達が毎日、ゴミ拾いしているのです

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