何故、文科省の統計資料は引きこもりという言葉が無いんだろう

2020.8.4

杉浦孝宣は一般社団法人　不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。

不登校（中高一貫校）・高校中退・引きこもり中学生でお悩みの方、
不登校塾・フリースクール・通信制高校サポート校＠東京都で運営している、NPO法人高卒支援会の杉浦孝宣です。
東京都立転編入学模試・直前講習　受付中　詳しくは　電話03-5937-0513

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世界で、日本の引きこもり100万人超は異常（8050問題）です。これほど、多い国はないです。更に精神病床数はダントツで世界の⅕！抜本的に不登校・高校中退・引きこもり等の支援を世界基準で一緒に考え直しましょう！コロナ禍で,不規則な生活から引きこもりに陥る事や学習の遅れが心配です！

当会は30年以上の不登校塾・フリースクール・通信制高校サポート校等　出席率80％以上（2019年10月から）＠東京都水道橋･新宿エルタワーで　3つのステップ　①規則正しい生活＞②自信をつける自律＞③社会に貢献できる　で不登校・高校中退･引きこもりは克服できます！　引きこもり連れだ率　2019年から2020年6月　30件中100％　 ”子ども達が規則正しい生活をし自信を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します”の教育ミッションを全国に広め、不登校・高校中退・引きこもり問題の解決を目指します。
詳しくは　不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ (光文社新書)　杉浦孝宣著

引きこもりになるタイミング

中1ギャップ、高1クライシスは統計上、不登校が大きく、跳ね上がります。また、高1クライシスとは高校中退者の60％がこの時期で止めるのです。どちらも、大きく環境が変わるので、文科省は”平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について”などを毎年出しています。

文部科学省 2010 年度「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」における実証的共同研究で特定非営利活動法人ピアサポートネットしぶやさんが出した資料はその当時としては新鮮かつ、今の8050問題をこれを全国的にやれば、予防しうるモノでした。https://manabi-mirai.mext.go.jp/document/22_shibuya_report_1.pdf　私も勉強不足で、つい最近まで、

この共同研究がある事を知りませんでした。
先日、ピアサポートネットしぶやさんに連絡を取りました。

「この共同研究、素晴らしい取り組みでしたね。アウトリーチ＝訪問支援の重要性を示し、引きこもりは早い段階で町ぐるみで取り組むって、理想のやり方ですよね。しかしながら、文科省はその後、具体的な形で引きこもり対策をやりましたか？」

「これきりです」

「これきりって、何もやらないって事ですかぁあ」

「そうです」

「なるほど、一向に引きこもりの数は減る傾向にありませんし、そもそも、児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果に引きこもりという言葉、ありませんね。これじゃ、10年前、貴団体と文科省の共同プロジェクトはムダだったと言わざるを負えませんね」

「本当にその通りです。自然に消えたという感じでしょう」

「ご存じのように東京都では毎年、3000名近く、欠席者が居るのです。病欠や家庭の事情は除けば、ほぼ、彼らは引きこもりではないでしょうか？　引きこもりのまま、中学を卒業するって、義務教育の責任はどうなのでしょうか？　ある、教育相談センター（適応指導教室）のセンター長もここに来る子より、来ないで、籠もって居る子の方が、はるかに多いと仰っています。現場でもわかっているのです。アウトリーチ＝訪問支援の重要性を！！　それでも、国、文科省はやらないのは何故なんだろうと思います」