K君とスタッフ インターン学生 スクーリング スタッフ、生徒の声 不登校カウンセリング東京 不登校塾 不登校対応 不登校相談東京 

高校中退・不登校・引きこもりから立ち直る実話 K君とスタッフの1年 Part2

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


高校中退・不登校・引きこもりとしてNPO法人高卒支援会の転編入学塾(現在は新宿エルタワー校)、通信制サポート高校に相談にきたK君。彼が1年間を通して高校中退・不登校・引きこもりが改善に向かい、立ち直るまでに至ったお話をしていきます。あくまで一例ですが、実際に我々が他塾ではやっていない取組、支援についてお話できるかと思いますので是非ご覧ください。

~ part2 ~

みなさんこんにちは!スタッフの竹村です。不定期更新とはなりますが、K君とのやりとりについて時系列に沿った形で書いていきます。多少の表現変更はございますがご了承ください。

6月中旬頃に私の教育実習が終わり、板橋に戻ると、教室の空気がガラッと変わっていました。高卒支援会の空気に慣れてきたことも一つだったとは思いますが、大きな変化として、明るく楽しい新規生徒O君が入会していました!休み時間も個々で好きなことをやるのではなく、協力プレイで遊べる白猫プロジェクトというスマートフォンゲームをしながら遊んでいるようになっていました!当時、私のスマートフォンは古い型で同じゲームを出来ず悔しかったのをよく覚えています・・・(笑)K君のスマートフォンを借りて(貸してくれ!!としつこく頼み)一緒に遊びました。

また、N先生という留学経験のある先生がスタッフとしてきました。私が復帰すると生徒たちは、N先生に怯えていました。N先生は熱血すぎるが故に、『生きた英語』を教えてくれるとても熱い先生でした。part1でも書きましたが、K君は英語が苦手です。ゲーム形式で英語をやっていた彼にとってN先生の『生きた英語』はハードルも高く、マンツーマン指導で丁寧に解説してくれていたこともあり、より怯えていました・・・(笑) 当時流行っていたのがN先生の口癖である『too bad』です。N先生の発音はとても素晴らしいため、キレのあるトゥ~~~バァアアッドという言い方が生徒たちの中でブームになっていました

そして、6月より池袋養老学舎への移動教室を開始しました。勉強をしたくない彼らにとって移動教室は、いつもと違う雰囲気も味わえ、レクリエーション等が中心だったので楽しかったようです。また、居酒屋の一画を借りて勉強することは初めての体験でありモチベーションにも繋がっていたように感じました。また、板橋と違い池袋は遊ぶ場所も豊富で寄り道出来る場所がたくさんあります。

がしかし!!!彼らはドグマズオンラインというネットゲーム・オンラインゲームをするために直帰していました。K君と前回出てきたL君に加え、頭角を現してきたS君を加えた3人でやっていたようです。街をぶらつくよりも早く家に帰宅したいという行動は、最近の子どもたちの特徴な気がします。

7月になると、彼らにとって初めての集中スクーリングがありました。通信制高校ではスクーリングと呼ばれる授業があり、年間の規定数以上をこなすことに加え、レポート・テストを受けることで高校の単位が認定されます。集中スクーリングとは、短期集中でスクーリングを行うことを指し、通信制の本校まで赴き授業を受けます。昨年度は私は一緒に行けず、帰ってきた後に様子を聞くだけになりました。Mさんが新幹線に乗り遅れる。T君がトイレに行っていたら電車に乗り遅れ、O先輩に切れられる。Y先生がルーターを駅に置き去りにする。等の面白事件の話を聞けました。

スクーリング終了後は、8月の第二学期補欠募集組の受験に向けて教室の雰囲気が重くなってきました。勉強が嫌いな彼らでも、真剣に転学を目指している子を身近に感じ、感化されて少しずつ勉強への姿勢が前向きになっていきました。受験組に混ざって、夏期講習を受け、3月の一学期補欠募集新宿山吹転学に向けて少しずつ勉強をしていきました。

夏が過ぎ、9月になると高校の文化祭シーズンに突入します。そしてK君との関わりが深いものへと変わっていきます!

part3へ続く!

~総括~

6、7、8月は当会にも慣れてきて、同年代との関わりが増えてきた時期です。養老学舎への移動教室が始まったり、人生初のスクーリング旅行があったりと楽しいことも増えてきていたのではないかなと思います。

勉強面に関しては、好きな数学だけ非常に点数が高く、英語は一歩一歩とやっておりました。どの道に進むにしても英語は基本的には切り離せないような仕組みになっています。私も高校生の時にはそれで苦労しました。なぜ、外国語をやる必要があるのか。試験で使うのかが疑問で余計にやりたくなかったのです。この先どういった進路を取るかしっかり決めて行けば、なにが必要で何が不必要なのか自分で分かってきます。頭ごなしにやれと言わずに納得する形で学んでいけるような環境を作っていきたいです。

少しでも、お悩みの保護者様、生徒さんいましたら是非一度お問い合わせください。
また、我々の団体で支援活動を手伝ってくれるインターン学生も募集しております。下記のお問い合わせからご連絡ください。

高卒支援会へのお問い合わせはこちら
(お電話はこちらから▷ 03-5937-0513  メールはこちらから ▷ info@kousotsu.jp )

-K君とスタッフ, インターン学生, スクーリング, スタッフ、生徒の声, 不登校カウンセリング東京, 不登校塾, 不登校対応, 不登校相談東京 

© 2024 会長コラム