まるで我が事のように

 

こんにちは、学力会の石井です。

 

先日はセンター入試でした。私が私自身の大学受験に取り組んでいたのは、もう10年以上前のことになります。その後は、学習塾という場にピッチを移し、何十人何百人という生徒さんと「先生」として接してきたわけですが、毎年この季節になるとまるで我が事のように「受験」というものを感じます。

 

この十年間で「受験」というものの考え方ははっきりと自分の中で変化しました。まだまだ若輩者でありながら自分なりの教育論のようなものも持っています。多くの大人や政治家が教育を批判したり語ったりするのをメディアや何かを通じて見たり聴いたりしています。そして、多くの人が語るほどに教育に関しての問題もまたたくさんある、日々生まれていることも理解しているつもりです。

 

しかし、それはそれ、なんです。

 

私が学力会の講師である限り、毎日接している生徒さんとの会話や授業、肌で感じる空気のようなもの、それらをおいて他に真実はない、私にとっての「学校」や「教育」や「受験」というものは、この学力会の教室で毎日繰り広げられている、まさにこの営みなのです。

 

何か大それたことを言いたいわけではありません(苦笑い)。とにかく、世の中ではいろんな事があって、たくさんの人が泣いたり笑ったりしていて、傍から見れば自分もそういう他人の一人です。地球規模の大きな大きな出来事もあれば、あくまで個人的な事もあります。他方で、受験なんてのは全く関係ないと、そんなことどうでもいいと、そういう方もいます。

 

でも、私の「世界」では、今学力会に通っている十数人の生徒さんたちと一緒に、それぞれの夢や目標に向けて毎日努力している、受験に向けて頑張っている、そういう毎日が全てであり、それ以上でもないということ、それが言いたかったのです^^;;

 

 

明日もまたいつもと同じメンバーがここに集まって、勉強したりおしゃべりしたりお昼を食べたりするでしょう。今年も、それがあと残り二ヶ月くらいになった、ということです。

 

 

2013,1,21 石井雄一郎 学力会にて

 

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